瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

雜誌

胡桃澤友男の著述(1)

10月18日付「「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(133)」に取り上げた、遠田勝『〈転生〉する物語――小泉八雲「怪談」の世界』の第一部、「小泉八雲と日本の民話――「雪女」を中心に」の「一 白馬岳の雪女伝説」の1節め、16頁3行め~19頁2行め「「怪異・…

鎌倉の案内誌(01)

これも昨日と同じく下書き記事から。2011年8月5日に登録・保存。原文のまま、タイトルに[雜誌]タグを追加したのみ。 * * * * * * * * * *・マップルマガジン(昭文社)25.7×21.0cm・縦書き・オールカラー。 類似する「るるぶ情報版」が中綴じであ…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(66)

・末広昌雄「雪の夜の伝説」(2) 掲載誌の奥付は80頁下左の枠の中に縦組みで、まづやや大きく 山と高原 二月号 (第二三三号) 定価九〇円(送料一二円) とあって半行分空けて定価と同じ大きさで2行「 昭和卅一年 一 月廿五日印刷/ 昭和卅一年 二 月 一 日…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(65)

・末広昌雄「雪の夜の伝説」(1) 9月6日付(47)から「あしなか」第弐百弐拾四輯に掲載された末広昌雄「山の伝説」の本文について検討しました。そしてその最後、9月15日付(56)に「実は依拠したと思しき文献の見当が付いたのですが」と、書きました。こ…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(48)

・末広昌雄「山の伝説」(2) 昨日は、何時の間にか末広氏の行文に話を限定していましたが、そもそも「あしなか」が、学術的報告ではなく、民俗に関する随筆・読物を掲載するような趣の雑誌らしいのです。――以前から昔話や怪異談に関する文献に「あしなか」…

赤いマント(160)

昨日は別に昔のことを書きたかった訳ではなくて、国立国会図書館デジタルコレクションが便利になった、と云う前振りをするつもりが、あらぬ方向に話が展開してしまったのです。 ・「經濟雜誌ダイヤモンド」第二十七卷第七號(昭和十四年三月一日發行・特價金…

「国文学」2誌(1)

ここ数日、なかなか新稿を準備する余裕がないので、それなりに形になっているものを投稿して済ませているが、これもやはり1年前――2016年4月25日に執筆したものである。 院生だった頃には私の周囲にも、両誌に執筆したことのある人や、「解釈と教材の研究」の…

学会誌の訃報欄(4)

遺稿でも調べる機会でもない限り、B氏がどこまで突き止めていたかは分かりません。――改竄や錯簡は、これまで『C』に触ったことのある人のうち、『C』から言葉の用例を摘み食いしただけの人はともかく、『C』を真面目に自分の研究に援用しようと考えた人…

学会誌の訃報欄(1)

先日、遥か以前、まだ院生だった頃に引き受けてしまったためにやっている古典研究関係の仕事の調べ物で久し振りに出身大学の図書館を訪ねました。校友の資格でずっと継続して貸出を受けているのだけれども、普段は通勤途中に定期で立ち寄れる別館に寄ってし…

角川文庫の「月刊カドカワ」の広告(1)

角川文庫のカバー表紙折返し下部にある雑誌の広告のうち、良く目にするもの。「月刊カドカワ」は昭和58年(1983)5月の1巻1号から平成10年(1998)3月の16巻3号まで、平成8年(1996)8月の別冊(増刊 MK fab)を含め全部で180冊。 ① 枠はなく3.6×5.5cmの範囲…

別冊宝島268「怖い話の本」(3)

8月28日付(2)の続きで、別冊宝島268のPart IIIを見て置く。 ・林巧「四肢切断!!だるま女の正体をつきとめろ!/圧倒的恐怖の物語がニッポン人の間で市民権を得てしまった謎!」別冊宝島172〜183頁→宝島社文庫【異人】42〜60頁→「見世物小屋/だるま女の正…

別冊宝島268「怖い話の本」(2)

8月8日付(1)の続きで、別冊宝島268のPart IIを見て置く。 ・高橋繁行「阪神大震災・心霊物語/被災者の「恐れ」に最も身近な目撃者たちが語る“霊”のドラマ!」別冊宝島90〜101頁→宝島社文庫【天変地異】292〜309頁。 ・天野龍一「ノンフィクション!会社の怪…

別冊宝島268「怖い話の本」(1)

・別冊宝島(宝島社・A5判並製本) 別冊宝島二六八号[怖い話の本]一九九六年七月十四日発行・一九九七年七月三十日第三刷・定価874円・254頁 ・宝島社文庫(宝島社・A6判並製本) 『伝染る「怖い話」*1』1999年8月9日第1刷発行・定価524円・413頁 ・別冊宝島ス…

山下武『20世紀日本怪異文学誌』(14)

昨日の続き。昨日の記事には若干追加して置いた。 31回に及ぶ連載のうち、私の見た第60号に載るのは「(24)岡本綺堂」番号は黒丸に白抜き数字。181頁〜187頁上段、2段組、1段25行、1行30字。これが単行本では24番め(292〜303頁)に収録される「岡本綺堂「離…

山下武『20世紀日本怪異文学誌』(13)

3月の頭から4月中旬に掛けて、初出連載誌「幻想文学」の、第60号を手許に置いていた時分に、折を見て単行本とざっと比較してみた。 本書を初めて取り上げたのは2012年4月5日付「平井呈一『真夜中の檻』(17)」で、そこで「あとがき」及び「初出誌」に「ドッ…

角川文庫の「Peach」の広告(2)

昨日の記事を上げてから、実はあそこに使った森瑤子『ジンは心を酔わせるの』よりも前に見付けて借りて置いたものを忘れていたことを思い出した*1。今朝気付いて、見るに昨日上げた2種とはまた別種であった。しかも奥付からすると、この忘れていたものが一番…

角川文庫の「Peach」の広告(1)

私は図書館に行ってもあまり中で時間を過ごせない人間で、鼻が弱いせいか、古くなった本の臭いに耐えられないのである。それで、調べ物をしていても、じきに居たたまれなくなって、館内をうろうろしてしまう。借りられるのなら入り用の本をさっさと借りて帰…

「幻想文学」(1)

この雑誌については3月23日付「常光徹『学校の怪談』(002)」及び2012年4月5日付「平井呈一『真夜中の檻』(17)」に触れた。この雑誌には刊行時に存在も知らず、読んでいなかったし、後に何冊か図書館で閲覧したが、全部を一覧した訳ではない。 ・東雅夫 …

角川文庫の「月刊小説王」の広告(1)

「月刊小説王」は昭和58年(1983)9月から昭和59年(1984)11月*1まで15冊刊行された文庫判の雑誌であるが未見。その後「小説王」という雑誌が平成5年(1993)12月から平成7年(1995)3月まで16冊刊行されて休刊になっている。 角川文庫のカバー表紙折返しに…

角川文庫の「野性時代」の広告(1)

これまでたびたび角川文庫のカバー表紙折返しの下部に雑誌「野性時代」の広告がある、と書いたがいくつかのパターンがあるのを区別していなかった。そこで、遅ればせながらここに分類を試み、奥付の日付から大体の時期の見当を付けてみたい。返本されたもの…

「鴎外」(1)

・「鴎外」91号(平成二十四年七月三十一日・森鴎外記念会・488頁) ヘッダ「鴎外91号」が偶数頁の右上、2頁から入っているが、これが484頁までで、485〜488頁の「編集後記」のところの偶数頁には「鴎外90号」とある。すなわち、フォーマットを使い回して修…