瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

怪異談

赤いマント(179)

・延吉実『司馬遼太郎とその時代』(4) 『戦後篇』140~196頁「第4章 難波塩草」、169頁13行め~183頁7行め「3 難波塩草尋常小学校 Ⅰ」の節、赤マントについての記述の今回は後半、174頁12行めから175頁4行めまでを見て置こう。引用は2字下げで前後1行分…

赤いマント(178)

・延吉実『司馬遼太郎とその時代』(3) 赤マントの記述は、『戦後篇』140~196頁「第4章 難波塩草」の、169頁13行め~183頁7行め「3 難波塩草尋常小学校 Ⅰ」の節、司馬氏が入学・卒業した小学校についての司馬遼太郎(本名・福田定一)のエッセイの短い…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(94)

・TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(4) 一昨日からの、以下3点の比較の最後。 〔3〕子供の疑問 【A】「民話と文学の会かいほう」No.50(1987.7)大島広志「父の背中」 →『ピアスの白い糸』(1994.11)1…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(93)

・TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(3) 昨日からの、以下3点の比較の続き。 〔2〕事件 【A】「民話と文学の会かいほう」No.50(1987.7)大島広志「父の背中」 →『ピアスの白い糸』(1994.11)167頁2~3…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(92)

・TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(2) 昨日の続きで、まづ二見WAi WAi文庫『東京ミステリー/とっておきの怖い話』について、一昨日までと同じの要領で取り上げる話の題と投稿者を示して置こう。第六章…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(91)

・TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(1) 昨日まで、二見WAi WAi文庫『東京ミステリー/とっておきの怖い話』を取り上げて、60話中10話を紹介して見た。 ここまでは実は、前置きみたいなものである。――私が…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(09)

一昨日(及び昨日)の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について、最後の章からまづ1話、最後を取り上げて見る。 ・第六章 語りつがれてきた戦慄の怪奇譚(1) 「目次」の10頁1…

事故車の怪(19)

・TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(2) 昨日の続きだが、6月9日付(18)と同じく事故車の話なので標記の題にした。第五章「日常を切り裂く凶々しき出来事*1」の10話め。 【50】不幸を招き寄せるバイク―――…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(08)

昨日の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について。 ・第五章 日常を切り裂く凶々しき出来事(1) 「目次」の9頁5~15行め、章題*1に続いてやはり10題。 165頁(頁付なし)がこ…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(7)

昨日の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について。 ・第四章 時空を超えて彷徨う哀しき魂(1) 「目次」の8頁9行め~9頁4行め、章題*1に続いてやはり10題。 123頁(頁付なし)…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(6)

昨日、もしくは一昨日の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について。 ・第三章 世にも不思議な恐怖の怪現象(1) 「目次」の7頁12行め~8頁8行め、章題に続いてやはり10題。 83…

事故車の怪(18)

・TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(1) 昨日の続きだが、今回は話の内容を記事の題にした。第二章「血も凍らせる怨霊たちの呻き」の7話め。 【17】いわくつきの不気味な中古車―――H・Sさん(十九歳) 72…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(5)

昨日の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について。 さて、第一章「理不尽にも開かれた冥界への扉」には「目次」の6頁3~12行めに10題挙がっているが、昨日一昨日のペースで粗筋…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(4)

昨日の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について。 ・第一章 理不尽にも開かれた冥界への扉(2) 【03】セピア色の湖に遊ぶ妖しい母子―――Y・Mさん(十七歳) 19~22頁 「私が…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(3)

5月29日付(2)の続きで、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について。 6~10頁(頁付なし)「目 次」。末尾、10頁12行め中央やや下に「本文イラスト……日野浦 剛」とある。 11頁(頁付な…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(2)

2018年8月21日付「「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(38)」に書影を貼付した、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫)について、昨日の続き。 カバー表紙折返しは白地で、下部には横組…

東京RADIO CLUB「東京ミステリー」(1)

2018年8月21日付「「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(38)」に書影を貼付した、TBSラジオ/東京RADIO CLUB 編『東京ミステリー/とっておきの怖い話』(二見WAi WAi文庫・1993年5月25日 初版発行・1995年6月25日 4版発行・定価485円・…

朝里樹『日本現代怪異事典』(10)

・浅川駅(9) 特に、いえ、全く興味のある話ではないのですが、始めたら地理と絡むので何だか長たらしくなってしまいました。私は飽くまでも現実に興味があって、怪異については何故そんなことを思い付いたのか、どこをどんな風にいじっているのか、そんな…

朝里樹『日本現代怪異事典』(09)

・浅川駅(8) 当初、12月23日付(03)に示した朝里氏の要約をメインに、典拠である「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」と適宜対照させつつ検討して見ようと思っていたのですが、…

朝里樹『日本現代怪異事典』(08)

・浅川駅(7) 昨日の続きで、12月23日付(03)に示した朝里氏の要約と、典拠である「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」と対照させつつ検討して見ましょう。 体験者(?)の体験談…

朝里樹『日本現代怪異事典』(07)

・浅川駅(6) 昨日の続きで、典拠である「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」の、 昨日の続きで、「27」番の残りも抜いて置きましょう。 降りると同時に、またあの感覚がありまし…

朝里樹『日本現代怪異事典』(06)

・浅川駅(5) 昨日の続きで、典拠である「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」の、今回は書き込み「27」番について検討して見ましょう。書き出しは これはヤバいんじゃないか。ひょ…

朝里樹『日本現代怪異事典』(05)

・浅川駅(4) 昨日の続きで、典拠である「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」について、今回は前回見た「3」番に続く体験者(?)の書き込み「20」番を見て行きます。 ――「ベルの…

朝里樹『日本現代怪異事典』(04)

・浅川駅(3) 一昨日からの続き。 それでは今回からしばらく、話の内容について12月23日付(03)に示した朝里氏の要約と、典拠である「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」を対照さ…

朝里樹『日本現代怪異事典』(3)

・浅川駅(2) 昨日の続き。 話の内容については典拠である、「ニュース速報VIP+@2ch新機能実験場」の過去ログ倉庫に格納されているスレッド「駅から異世界に行ってきた話」の「3」→「20」→「27」→「49」番を参照してもらえば良いと思っていたのですが、や…

朝里樹『日本現代怪異事典』(2)

・浅川駅(1) 本書の版次は5月30日付(1)に示しましたが、その後、奥付の発行日が4行に増えているものを見ました。すなわち、 ・平成30年(2018)3月10日 初版第4刷発行 の1行が追加されております。奥付はこの追加以外は初版第3刷に同じ、カバーは初版…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(86)

昨日の続きで、さらに突っ込んだ批判を加えることも、出来なくはないのだけれども、そこまで広げるだけの余裕も準備も出来ていない。かと云って、ちょっと虚脱状態で、かつ今日は、都内を西に東に移動して草臥れていて、俄に他のことに着手出来ないので、8月…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(76)

・末広昌雄「雪の夜の伝説」(11) 12月5日付(75)の最後に触れた昭和12年(1937)以前、「北秋田郡荒瀬村」時代の文献について、12月6日付「TRUE CRIME JAPAN『情痴殺人事件』(1)」の冒頭にネットに上がっているものではなく、紙の本で確認した上で詳細…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(75)

・末広昌雄「雪の夜の伝説」(10) 「あしなか」第弐百弐拾四輯掲載「山の伝説」所収「山の神の伝説」は、実は「山と高原」第二三三号掲載「雪の夜の伝説」所収「狩山の鼠」の書き直しでした。 そして平成4年(1992)の「あしなか」では、9月14日付(55)に…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(72)

・末広昌雄「雪の夜の伝説」(8) 昨日の続きで、今回は「山と高原」第二三三号54〜56頁に掲載された「雪の夜の伝説」の1話め「山の宿の怪異」の結末を抜いて、9月14日付(55)に見た、「あしなか」第弐百弐拾四輯13〜17頁「山の伝説」の1話め「山の宿の怪…