瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

改装

清水成夫『八王子ふるさとのむかし話』(1)

清水成夫の伝説蒐集に関しては、11月18日付「清水成夫 編『八王子周辺の民話』(3)」及び11月19日付「清水成夫 編『八王子周辺の民話』(4)」に、昭和43年(1968)8月刊『八王子周辺の民話』の橋本義夫「跋」にある、清水氏が「前々から長年蒐集につとめ…

祖母の蔵書(45)赤川次郎②

あまりメモを取らないつもりだったのだけれども、平成前半の帯を見ていると、どうしても色々確認したくなってしまう。 新潮文庫(2) 新潮社 ・新潮文庫4763/あ-13-17『ふたり』平成 三 年十一月二十五日 発 行・平成 五 年 一 月 二 十 日 六 刷・定価4…

祖母の蔵書(44)赤川次郎①

カッパ・ノベルス 光文社 ・㉗-8『三毛猫ホームズの恐怖館』昭和57年7月10日 初版1刷発行・昭和57年7月20日 2刷発行・定価680円・268頁三毛猫ホームズの恐怖館―長編推理小説 (カッパ・ノベルス)作者:赤川 次郎光文社Amazon※ 帯あり「●最新刊・書き下ろし・長…

『「超」怖い話』(11)

・勁文社文庫21 Q-013『「超」怖い話』1993年6月1日 第1刷・定価544円・218頁 今私の手許に勁文社文庫21版の『「超」怖い話』シリーズが4冊ある。本書と『続「超」怖い話』『新「超」怖い話』『新「超」怖い話5』で、いづれもカバーは同じレイアウトになっている。…

武蔵野文化協会 編『武蔵野事典』(3)

昨日の続きで記念号の699頁、市販版の奥付の前の頁を見て置こう。 上段1行めは丸ゴシック体で若干大きく2行取りで「表紙・口絵・補遺編凡例」とあって記念号は4項であったが市販版は3項になっている。すなわち記念号の1項めが削除されているのだが、次のよう…

武蔵野文化協会 編『武蔵野事典』(2)

昨日の続きで、「武蔵野」記念号の『武蔵野事典』について、昨日見た上製本と比較しながら見て置こう。 ・「武蔵野」第九十五巻第一・二号(通巻三五九・三六〇号) 特集『武蔵野』創刊100周年記念号「武蔵野事典」(令和二年五月四日発行・701頁・A5判) まづ装…

武蔵野文化協会 編『武蔵野事典』(1)

・武蔵野文化協会 編『武蔵野事典』2020年9月10日 初版発行・定価12,000円・雄山閣・ⅵ+690頁・A5判上製本武蔵野事典雄山閣Amazon 書影は帯が掛かったものらしく、私の手許にあるカバーでは紫地の箇所には、最下部中央に行書体白抜きで「雄 山 閣」とあるば…

祖母の蔵書(39)夢枕獏

祖母は、時代小説・推理小説の分野の流行作家の、新刊や話題作に興味を示す傾向があるようだ。 ここまで「※ 帯あり」との註記を附した本が少なからずあった。私は帯に惹かれて本を買うような経験を久しくしていなかったが、今回祖母の蔵書を整理して、①今月…

黒井千次『たまらん坂』(3)

③講談社文芸文庫(二〇〇八年七月一〇日第一刷発行・定価1300円・講談社・254頁)たまらん坂 武蔵野短篇集 (講談社文芸文庫)作者:黒井 千次講談社Amazon カバー表紙、副題は右上に小さく示す。カバー背表紙では標題の下に小さく添える。 カバー裏表紙、右側…

黒井千次『たまらん坂』(2)

②福武文庫0301(1995年7月5日 第1刷印刷・1995年7月10日 第1刷発行・定価534円・ベネッセコーポレーション・217頁) 書影は表示されない。カバー表紙右上に明朝体縦組み斜体で大きく標題、右側のみ地色が、上が濃く下が白くなる青紫色のグラデーション…

黒井千次『たまらん坂』(1)

①上製本(一九八八年七月一一日 第一刷印刷・一九八八年七月一五日 第一刷発行・定価一四〇〇円・福武書店・233頁・四六判上製本)たまらん坂―武蔵野短篇集作者:黒井 千次福武書店Amazon 私の見た本には帯が掛かっていない。書影のカバー表紙の、帯に隠れて…

祖母の蔵書(36)柴田錬三郎

・新潮文庫 新潮社 祖母は時代小説のうちで剣豪小説も好みだったらしく、新潮文庫の『眠狂四郎』を冠するものは全て買い揃えていた。――『眠狂四郎』以外のものは殆ど見当たらなかったので、他社の文庫とともにここに纏めて取り上げて置こう。 ・新潮文庫『眠…

祖母の蔵書(34)大沢在昌

いよいよ全貌が見えて来たようである。いや、見えて来たように、思う*1。 地元の古本屋に相談して見たところ、昭和の流行作家の作品は買い取らないそうだ。そうすると、素直に流行作家の作品を読んでいた祖母の蔵書はどうにもならないことになる。しかし、そ…

祖母の蔵書(33)ジェフリー・アーチャー

昨日の記事を読んだ家人が「猫」のシリーズをこんなに持っていたなんて知らなかった、と驚いていた。祖母は家人にドイルやクリスティやクロフツなど海外推理小説、『赤毛のアン』や『ハイジ』などの少女小説、それから松本清張なども薦めて読ませていて、新…

祖母の蔵書(31)エド・マクベイン

昨日、いきなり翻訳小説を取り上げてしまったが、祖母は海外の推理小説が好きで、ドイル、クロフツ、クリスティを始めとしてかなりの冊数がある。――終戦後、恩給が停止され戦争未亡人として子供を抱え、女学校の同級生が始めた小料理屋を手伝ったり、三兄の…

祖母の蔵書(30)ドロシー・ギルマン

・集英社文庫 柳沢由実子 訳 祖母は Dorothy Gilman(1923.6.25~2012.2.2)を愛読していたようで、The Mrs. Pollifax series は全14作を揃えていた。クローゼットに13点14冊あったのだが、もう1冊も持っているのではないかと思って、仏間の硝子棚を見たら何…

祖母の蔵書(28)俳句・俳諧①

祖母は句作もしていたらしいが結社に属した訳ではなく、短歌とともに女学校以来、嗜みとして物していたらしい。まだノートや手帳類には手を着けていないので、これから実作が見付かるかも知れない。 句に関する思い出としては、――夫が戦死した後、夫の郷里に…

道了堂(94)

・「八王子の絹の道点描」(1) ケース(16.9×10.8cm)は淡い橙色の獣皮風のエンボスの厚紙で、表紙を右に開くと内側に地図(20.6×11.6cm)が黒で印刷されている。北が左で、上部は左側を折返し(4.8cm)て下を留めて葉書を引っ掛けるポケットにしているの…

祖母の蔵書(23)司馬遼太郎②

祖母は『街道をゆく』の文庫版を17冊(うち1点ダブり)所蔵していた*1。既に書いたように仏間の本棚、寝室の本棚、客間のクローゼットの3箇所に分散して収まっていたので、或いはまだ他にあるかも知れない。 司馬遼太郎は人気があるせいか、版元が改装して出…

祖母の蔵書(18)池波正太郎①

・文春文庫『鬼平犯科帳』 142―1(一)1974年12月25日 第1刷・1980年12月1日 第10刷・定価 320円・301頁鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)作者:池波 正太郎文藝春秋Amazon142―2(二)1975年4月25日 第1刷・1978年11月30日 第5刷・¥320・302頁 142―3(三)1975…

祖母の蔵書(16)平岩弓枝④

祖母のクローゼットに詰め込まれていた文庫本の、第1列には他にも平岩氏の小説が何冊かあった。 ・文春文庫 168―7『藍の季節』1978年10月25日 第1刷・1979年10月1日 第4刷・定価 280円・264頁藍の季節 (文春文庫 ひ 1-7)作者:平岩 弓枝文藝春秋Amazon168―…

祖母の蔵書(14)平岩弓枝②

7月27日付(10)に見た平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳』には続篇があるのだが、当初ざっと見たときには見当たらなかった。 しかしながら、本棚に収まっていない本を粗方片付けたので、クローゼットの中にあるものに着手して、小説らしき四六判並製本が10冊後…

祖母の蔵書(13)司馬遼太郎①

昨日取り上げた勝海舟に関する子母沢寛の小説だが、祖母は勝海舟が好きで家人は「勝海舟はお祖母ちゃまのアイドル」と言うのだが、その思入れの程を聞く機会を得なかったのは残念である。2014年5月21日付「勝海舟の談話(1)」に取り上げた角川文庫2885『氷…

祖母の蔵書(12)子母沢寛

差当り紙袋に入っているものを持って来たので、新刊の書き下ろし時代小説が中心になった。しかしそうこうするうちに7月も終わりである。今年度1回めの来週月曜の引落しに備えて健康保険税を入れて置いた。今月分の家賃を振込んで置いた。もうそろそろ本棚に…

祖母の蔵書(10)平岩弓枝①

祖母は平岩弓枝の『御宿かわせみ』が好きで、真野響子・小野寺昭主演のTVドラマも見ていたそうだが、私の家では見ておらず、私は触れる機会を逸したままである。 そんな訳で、祖母の書棚には昭和の頃からの平岩氏の本が少なからずあるらしいのだが、まだそこ…

祖母の蔵書(09)鳥羽亮③

佐伯泰英と同じく、鳥羽亮も祖母がほぼ揃えていたのは2つのシリーズで、他に何冊か不揃いのものがあった。いや、次のシリーズは5冊しか出ていないから半分以上持っていたことになるのだけれども。1冊ダブリで4冊、但し4冊とも全く同じ「朝日文庫 時代小説フ…

祖母の蔵書(03)佐伯泰英③

佐伯泰英の作品で、ある程度揃えてあったのは一昨日取り上げた双葉文庫『居眠り磐音 江戸双紙』と昨日取り上げたハルキ文庫『鎌倉河岸捕物控』だけである。 祖母は本屋にはしょっちゅう出掛けていて、当然新刊もチェックしていただろうに、一部が欠けている…

祖母の蔵書(02)佐伯泰英②

昨日取り上げた『居眠り磐音 江戸双紙』は、2019年2月から2021年3月に掛けて文春文庫から『居眠り磐音』決定版全51巻が刊行され、2019年1月から2021年1月に掛けて書き下ろし新作『新・居眠り磐音』5巻も刊行されている。双葉文庫『居眠り磐音 江戸双紙』全51…

武蔵野郷土史刊行会『多摩の歴史』(4)

・『やさしい多摩市町村の歴史』昭和五十六年二月二十五日 発行・定価 一二〇〇円・433頁・B6判並製本 標題はカバー及び本体の表紙・扉「やさしい/多摩市町村の歴史」カバー及び本体の背表紙「〈やさしい/多摩〉市町村の歴史」奥付「多摩市町村の歴史」で…

武蔵野郷土史刊行会『多摩の歴史』(3)

・『多摩の歴史 6』昭和五十年十二月一日 初版第一刷発行・定 価 一、〇〇〇円・401頁・B6判並製本 本書は取り上げる予定ではなかったのだが、明日取り上げる予定の、佐藤孝太郎「八王子市の歴史」のもう1種の増刷に絡んで来るので急遽(?)取り上げること…