瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

地理

田口道子『東京青山1940』(1)

『東京青山1940 陽が落ちても朝はくる』二〇〇二年五月二十五日 第一刷 発行・定価1,600円・岳陽舎・285頁・A5判並製本東京青山1940―陽が落ちても朝はくる作者:田口 道子出版社/メーカー: 岳陽舎発売日: 2002/05メディア: 単行本 カバー表紙、左上に95頁…

森川直司『裏町の唄』(20)

・「投稿 風便り」(13) 昨日取り上げた op.67 の続き。 op.68 海の記憶1 安乗の稚児 森川秀安さん(小諸市)H26/04/10 伊良子清白「安乗の稚児」を引用して解説。 op.69 海の記憶2 龍飛崎 森川秀安さん(小諸市)H26/06/27 書き出しは以下の通り。 東京…

森川直司『裏町の唄』(19)

・「投稿 風便り」(12) 当初、本書と『昭和下町人情風景』を比較し、20歳くらいまでの森川氏の経歴と確認した上で、赤マント流言を初めとする幾つかの項を取り上げて検討するつもりだったのだが、これらの本と相補う内容のネット投稿を見付けてしまったこ…

森川直司『裏町の唄』(18)

・「投稿 風便り」(11) 昨日の続き。 op.52 潮干狩り 森川秀安さん(小諸市) H22/7/5 末尾に「註 平成17年4月某紙に寄稿したものを補筆」とある。冒頭、 有名日刊紙三月上旬のコラムに「信じがたい気もするが、東京の湾奥でアサリ、ハマグリがじゃんじ…

森川直司『裏町の唄』(16)

・「投稿 風便り」(09)転居歴・渥美清追悼 昨日の続き。op.27 からは1年以上を経過している。 op.28 小諸なる古城のほとり 森川秀安さん(東京都) H20/1/21 平成20年(2008)5月末に長野県小諸市に妻と共に転居することになった顚末について。 前置きとし…

森川直司『裏町の唄』(15)

・「投稿 風便り」(08)鰻 ここまで細かく確認して行くつもりではなかったのだが、後日参照する機会があるかも知れないから(ないかも知れないけれども)一通りメモして置くこととする。 op.19 うなぎ その1 森川秀安さん(東京都) H18/2/27 長崎市の野…

森川直司『裏町の唄』(14)

・「投稿 風便り」(7)三丁目の夕日③ 昨日の続き。 op.18 三丁目の夕日DVDを観ました 森川秀安さん(東京都) H18/2/9 HP管理人でもある活禅寺管長徹空無厳(中城無厳)は、「op.17 映画 「三丁目の夕日」 を観て 森川秀安さん(東京都) H18/1/20」…

英語の思ひ出(1)

昨日の続きとして書き始めたのだが、在阪ラジオ局とは全く関係のない文章となったので改題した。 * * * * * * * * * * 1度めの兵庫県への転居の折――小学3年生の私は、静岡弁をさんざん馬鹿にされた。変な言葉を話す奴だと云うのである。しかし、私…

森川直司『裏町の唄』(5)

本書の成立について、本書「まえがき」には次のように説明されている。2頁9行め~3頁5行め、 ・・・・、小学校時代の友人や深川に住んでいたことのある知人たちとの昔語りの中から/も、戦前の深川が意外に早く消え去りつつあるのを強く感じさせられたので、昨年…

森川直司『裏町の唄』(3)

12月25日付(2)の続きで、まづ本書の細目を見て置こう。 5頁(頁付なし)は「目次」の扉、6~10頁(頁付なし)に細目、6頁1行め「まえがき」のみゴシック体で頁を示さない。1行分空けて「入 学 13」の如く頁を示す。2字の題は1字分空白を挟んで、3字分にし…

芥川龍之介旧居跡(20)

・都内の旧居追懐(5) 昨日の続き。もう少々、私が21年前まで住んでいた家について回想しよう。 玄関は洋式で、やや横幅のある茶色く塗装した扉だった。真鍮の丸い把手があって、その下の前方後円墳のような形の鍵穴に、やはり真鍮の先端にM字型の突起の付…

芥川龍之介旧居跡(19)

昨日の続き。 ・都内の旧居追懐(4) 家の東側、深夜の侵入者が逃げて行った方には、竹を組んだ垣があって、1人がやっと通れるくらいの隙間があった。その、土を踏み固めた通路を通って家の北側の回ると、コンクリート板を積み上げた塀があって、高さは2m…

芥川龍之介旧居跡(18)

一昨日からの、浪人から修士論文を提出する頃まで、8年余り住んだ、都内の築60年の住宅について、続き。 昨日は題を変えるべきかと思ったのだが、そのままで良いような気がして来たので変えずに置く。芥川龍之介旧居跡の現状に触発されて私が暮らした家のこ…

芥川龍之介旧居跡(17)

題は変えるべきと思うが、差当りそのまま投稿して置く。 ・都内の旧居追懐(2) 昨日の続き。 私は2階の北西に板の間を2部屋、勉強部屋と寝室をもらっていた。と云って、2つとも奇妙な部屋だった。 北西隅の勉強部屋は4畳くらいの東西に長い部屋だったけれ…

芥川龍之介旧居跡(16)

・群像 日本の作家 11『芥川龍之介』(3) 一昨日からの続きで、槌田満文「文学紀行/芥川の東京・湘南を歩く」から、2節め「田端の旧居跡」の後半、191頁上段2行め~下段5行め、 龍之介が「我鬼窟」のちに「澄江堂」と名づけた書/斎は、多くの新進作家を集…

芥川龍之介旧居跡(15)

・群像 日本の作家 11『芥川龍之介』(2) 昨日の続きで、槌田満文「文学紀行/芥川の東京・湘南を歩く」について、ゴシック体の見出しを列挙して置こう。見出しのある行の前は1行空け。 190頁上段1行め「龍之介ゆかりの地」、190頁下段3行め「田端の旧居跡…

芥川龍之介旧居跡(14)

・群像 日本の作家 11『芥川龍之介』一九九一年四月十日 初版第一刷発行・定価1748円・小学館・351頁・四六判上製本芥川龍之介 (群像 日本の作家)作者:後藤 明生出版社/メーカー: 小学館発売日: 1991/03メディア: 単行本 奥付の前(351頁の裏)の目録による…

芥川龍之介旧居跡(13)

・Lyle Hiroshi Saxon の1990年8月7日(4) 引き続き後半、田端切通しを童橋で渡って以降の足取りも辿りたいところなのだが、草臥れた。それに「芥川龍之介旧居跡」については、前回取り上げたところで済んでいる。 そこで、後半については別の題で追って取…

芥川龍之介旧居跡(12)

・Lyle Hiroshi Saxon の1990年8月7日(3) 一昨日からの続き。昨日は地図に載っていない路地の検証に明け暮れてしまった。全くの脇道で、一昨日からの実質的な移動距離は50mくらいにしかならない。 それでも動画の再生速度を 0.25 に下げて(だからいよい…

芥川龍之介旧居跡(11)

・Lyle Hiroshi Saxon の1990年8月7日(2) 昨日の続き。 もっと音声に注目すべきかとも思ったのだが、途中で Saxon 氏が語っている内容も listening が入試になかった世代の私には(世代は関係ないか)十分に聞き取れないし、更に膨大な作業量になってしま…

芥川龍之介旧居跡(10)

・Lyle Hiroshi Saxon の1990年8月7日(1) それでは前回貼付した、芥川龍之介旧居跡を撮影した Lyle Hiroshi Saxon の動画を見て行くことにするが、私は当該箇所だけを見ると云うことに不安を覚えるタチなので、頭から一通り確認して置くこととする。 平成…

芥川龍之介旧居跡(09)

2018年6月30日付「三軒茶屋の思ひ出(2)」では、平成初年に通学に使用した東急世田谷線について、流石に記憶が薄らいできたが、それを補って余りある、私が利用する何年か前の世田谷線を撮影した動画が幾つか YouTube に上がっているのを挙げて、 次回、盛…

芥川龍之介旧居跡(08)

・文藝別冊「芥川龍之介」没後九十年 不滅の文豪(2) 11月6日付(06)に見た、松田奈緒子『えへん、龍之介。』巻末の「田端取材記」に、185頁「田端文士村記念館」を恐らく16年振りに見て、以前と「同じ感想」を抱いた、との記述があることに触れて、そ…

芥川龍之介旧居跡(6)

・松田奈緒子『えへん、龍之介。』(2) 巻末、183~189頁「田端取材記」について。 183頁1コマめ「BE・LOVEさんに 送った 『えへん、龍之介。』の パイロット版ネーム OKがでる!」に始まり、2~3コマめに断った「いろんな編集さん」のうち…

芥川龍之介旧居跡(5)

吉野朔実(1959.2.19~2016.4.20)の書評エッセイ漫画は、2017年7月8日付「夏目漱石『こゝろ』の文庫本(19)」に見たように、集英社文庫の夏目漱石作品のカバー表紙を吉野氏が手掛けた事情を述べたものとして注意していたのだが、ついでに角川文庫版の2冊に…

芥川龍之介旧居跡(4)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(4) 昨日触れた「似たような経験」だが、2つばかり思い出した。しかし、通じるものはあると思うがそんなに似てはいない。だから、忘れた頃にこっそり書いて置こうと思っている。 さて、芥川龍之介旧居跡が3筆に…

芥川龍之介旧居跡(3)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(3) 昨日の続き。 芥川龍之介旧居跡の「 “ぜんぜん知らない人” 宅」に当たる部分(東京都北区田端1丁目20-9)が現在「北区管理地」になっていることについて、何かするつもりなのかと検索して見るに、北区HPに「…

芥川龍之介旧居跡(2)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(2) 昨日引いた、17頁3コマめのナレーションの続き。 ・・・・。 敷地はすでに二分割されて二軒の家族が 住んでいた。【右】/道路の塀際に並んだ山茶花だけは 芥川の住んでいた頃からあったらしい。 手前の家の庭は…

芥川龍之介旧居跡(1)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(1) 芥川龍之介が田端に住んでいたことは、もちろん知っていたけれども、私は都内はそれなりに歩いたけれども余り名所巡りみたいな按配では歩かなかったので、田端の切通しも何度も歩いたけれども、芥川旧居跡を…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(140)

・青木純二の経歴(09)『全國新聞通信網大觀』 ここまでが阿部敏夫によって指摘され、遠田勝によって追加訂正を見た『新聞人名辞典』に見える青木純二の情報で、これが東雅夫 編『山怪実話大全』に紹介された昭和3年(1928)7月の「サンデー毎日」に掲載さ…