瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

地理

花粉サイクリング(3)

昨日の続き。以下、今日と云うのは4月3日(金)のこと。 * * * * * * * * * * 今日行こうと思っているのは、都内の、2011年4月12日付「花粉サイクリング」の頃の職場の近くの図書館で、その頃から通い続けている。それからその隣の区の図書館も返…

飯盒池(5)

・松谷みよ子『現代民話考Ⅱ 軍隊』(1) これまで、丸山政也・一銀海生『長野の怖い話 亡霊たちは善光寺に現る』の見出しでこの話について述べて来ましたけれども、ここで原話の載る松谷みよ子『現代民話考Ⅱ 軍隊』(以下「本書」)をメインにして述べて行…

飯盒池(4)

・丸山政也・一銀海生『長野の怖い話 亡霊たちは善光寺に現る』(4) 昨日、本書147~148頁「三十八 ハンゴウ池 (下高井郡)」を、原話と思われる松谷みよ子『現代民話考Ⅱ 軍隊』に載る話と比較して見ました。 しかしながら、3月22日付(2)にも注意した…

飯盒池(2)

昨日の続き。 ・丸山政也・一銀海生『長野の怖い話 亡霊たちは善光寺に現る』(2) 私がこの話を知った(と云うか、意識した)のは本書147~148頁「三十八 ハンゴウ池 (下高井郡)」を読んでからだけれども、2019年9月26日付「青木純二『山の傳説』(02)…

飯盒池(1)

・丸山政也・一銀海生『長野の怖い話 亡霊たちは善光寺に現る』(1) この池については、2019年9月26日付「青木純二『山の傳説』(02)」に取り上げて、場所について疑問を表明して置いた。 すなわち、147~148頁に「三十八 ハンゴウ池 (下高井郡)」と題…

左巻地蔵(1)

私が小学生の頃、小学校の郷土研究クラブの顧問が、校内放送でこの地蔵にまつわる伝説を紹介していた。 当時、兵庫県明石市高丘3丁目にあり、一度見に行ったことがある。 道路に面したコンクリート壁に穿たれた横穴に安置されていたように記憶するのだが、久…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(153)

※ 青木純二及び杉村顕について、少し絡んでいるだけで蓮華温泉の話ではありません。 ・花部英雄・小堀光夫 編『47都道府県・民話百科』令和元年11月25日発行・定価3,800円・丸善出版・340頁・四六判上製本47都道府県・民話百科発売日: 2019/12/03メディア: …

Giuseppe Tomasi Di Lampedusa “Il Gattopardo”(2)

・映画(2) ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画『山猫』について、2016年6月2日付(1)に、Risorgimento(イタリア統一運動)の知識がなくてこの映画の世界に入って行けるものか、疑問に思ったのだけれども、まぁ色々と見所*1はあるから其処を気にしなくて…

芥川龍之介旧居跡(23)

昨日の続き。 ・北区立田端図書館(1) 今「田端」と聞くと、私のような余所者には、JR東日本の山手線・京浜東北線の田端駅が想起されてしまうので、田端駅から離れている田端図書館に若干違和感を覚えてしまうのだが、田端駅のある台地の下は明治の半ばま…

芥川龍之介旧居跡(22)

先日、完全に暗くなる前に西日暮里駅で下車して、山手線の内側の坂を上って田端台に登る。 行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび 2019 青森篇 行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび 2019 秋田篇 行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび 2019 岩手篇 行くぜ、東北…

田口道子『東京青山1940』(23)

・『現代民話考』の青南国民学校(4) 一昨日からの続き。 昨日の引用中に「先にも触れたが、‥‥」とあったのは、第一章 時代の風のなかで【7】兵隊さんのいた風景の節で、冒頭、28頁8~11行め、 もう半世紀以上も前になる戦前のあの頃、青山にはそんな自然…

田口道子『東京青山1940』(19)

・著者の家族と住所(8) 昨日の引用の続き。258頁5~8行め、 地下鉄の駅を降りてからの道すがら、一面の焼け跡とそこに早くもバラックが建っているの/を見ていただけに、家の方向に下る坂道を半ばまで歩いてきて、ついこの間のままのように焼/け残ってい…

田口道子『東京青山1940』(18)

・著者の家族と住所(7) 田口氏の強制疎開までの住所が「東京市赤坂区青山南町5丁目84番地」であったことは、1月23日付(03)に引いた144頁上の写真キャプションにて、2月12日付(12)等に確認して来たが、本文の方にも、第二章 昭和戦前「青山」の街・人…

田口道子『東京青山1940』(15)

・著者の家族と住所(4) 2月12日付(12)の最後に確認したように、母親と妹の田口氏とともに福井県今立郡鯖江町に疎開した次姉は、2学年上で昭和20年度には高等女学校4年生だったはずなのだが、高等女学校2年生に転入するはずだった田口氏が、2月14日付(1…

田口道子『東京青山1940』(14)

・著者の家族と住所(3) 田口氏は疎開先を「北陸の町」とするばかりで何処なのか明記していないが、かなり具体的な記述があって福井県今立郡鯖江町(現・鯖江市)と察せられる。 224頁10行め「三月末」、東京を離れる際、218頁1行め「東京駅でホームに並ん…

田口道子『東京青山1940』(13)

・著者の家族と住所(2) 前回見たように田口氏は小学生時代に「赤坂区青山南町5丁目84番地」に住んでいたが、東野家はその前後、何度も転居している。 前回引用した第二章 昭和戦前「青山」の街・人・暮らし【48】貸家の「貸し屋札」はどれも斜めに、小学3…

田口道子『東京青山1940』(12)

・著者の家族と住所(1) 著者・田口氏は1月21日付(01)に引いた、奥付及びカバー裏表紙折返しにあるように昭和7年(1932)生、2月9日付(09)の最後に確認したようにその早生まれ、昭和6年度生である。 134頁8~9行め、田口氏の「‥‥父は当時サラリーマン…

田口道子『東京青山1940』(1)

『東京青山1940 陽が落ちても朝はくる』二〇〇二年五月二十五日 第一刷 発行・定価1,600円・岳陽舎・285頁・A5判並製本東京青山1940―陽が落ちても朝はくる作者:田口 道子出版社/メーカー: 岳陽舎発売日: 2002/05メディア: 単行本 カバー表紙、左上に95頁…

森川直司『裏町の唄』(20)

・「投稿 風便り」(13) 昨日取り上げた op.67 の続き。 op.68 海の記憶1 安乗の稚児 森川秀安さん(小諸市)H26/04/10 伊良子清白「安乗の稚児」を引用して解説。 op.69 海の記憶2 龍飛崎 森川秀安さん(小諸市)H26/06/27 書き出しは以下の通り。 東京…

森川直司『裏町の唄』(19)

・「投稿 風便り」(12) 当初、本書と『昭和下町人情風景』を比較し、20歳くらいまでの森川氏の経歴と確認した上で、赤マント流言を初めとする幾つかの項を取り上げて検討するつもりだったのだが、これらの本と相補う内容のネット投稿を見付けてしまったこ…

森川直司『裏町の唄』(18)

・「投稿 風便り」(11) 昨日の続き。 op.52 潮干狩り 森川秀安さん(小諸市) H22/7/5 末尾に「註 平成17年4月某紙に寄稿したものを補筆」とある。冒頭、 有名日刊紙三月上旬のコラムに「信じがたい気もするが、東京の湾奥でアサリ、ハマグリがじゃんじ…

森川直司『裏町の唄』(16)

・「投稿 風便り」(09)転居歴・渥美清追悼 昨日の続き。op.27 からは1年以上を経過している。 op.28 小諸なる古城のほとり 森川秀安さん(東京都) H20/1/21 平成20年(2008)5月末に長野県小諸市に妻と共に転居することになった顚末について。 前置きとし…

森川直司『裏町の唄』(15)

・「投稿 風便り」(08)鰻 ここまで細かく確認して行くつもりではなかったのだが、後日参照する機会があるかも知れないから(ないかも知れないけれども)一通りメモして置くこととする。 op.19 うなぎ その1 森川秀安さん(東京都) H18/2/27 長崎市の野…

森川直司『裏町の唄』(14)

・「投稿 風便り」(7)三丁目の夕日③ 昨日の続き。 op.18 三丁目の夕日DVDを観ました 森川秀安さん(東京都) H18/2/9 HP管理人でもある活禅寺管長徹空無厳(中城無厳)は、「op.17 映画 「三丁目の夕日」 を観て 森川秀安さん(東京都) H18/1/20」…

英語の思ひ出(1)

昨日の続きとして書き始めたのだが、在阪ラジオ局とは全く関係のない文章となったので改題した。 * * * * * * * * * * 1度めの兵庫県への転居の折――小学3年生の私は、静岡弁をさんざん馬鹿にされた。変な言葉を話す奴だと云うのである。しかし、私…

森川直司『裏町の唄』(5)

本書の成立について、本書「まえがき」には次のように説明されている。2頁9行め~3頁5行め、 ・・・・、小学校時代の友人や深川に住んでいたことのある知人たちとの昔語りの中から/も、戦前の深川が意外に早く消え去りつつあるのを強く感じさせられたので、昨年…

森川直司『裏町の唄』(3)

12月25日付(2)の続きで、まづ本書の細目を見て置こう。 5頁(頁付なし)は「目次」の扉、6~10頁(頁付なし)に細目、6頁1行め「まえがき」のみゴシック体で頁を示さない。1行分空けて「入 学 13」の如く頁を示す。2字の題は1字分空白を挟んで、3字分にし…

芥川龍之介旧居跡(20)

・都内の旧居追懐(5) 昨日の続き。もう少々、私が21年前まで住んでいた家について回想しよう。 玄関は洋式で、やや横幅のある茶色く塗装した扉だった。真鍮の丸い把手があって、その下の前方後円墳のような形の鍵穴に、やはり真鍮の先端にM字型の突起の付…

芥川龍之介旧居跡(19)

昨日の続き。 ・都内の旧居追懐(4) 家の東側、深夜の侵入者が逃げて行った方には、竹を組んだ垣があって、1人がやっと通れるくらいの隙間があった。その、土を踏み固めた通路を通って家の北側の回ると、コンクリート板を積み上げた塀があって、高さは2m…

芥川龍之介旧居跡(18)

一昨日からの、浪人から修士論文を提出する頃まで、8年余り住んだ、都内の築60年の住宅について、続き。 昨日は題を変えるべきかと思ったのだが、そのままで良いような気がして来たので変えずに置く。芥川龍之介旧居跡の現状に触発されて私が暮らした家のこ…