瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

改版

米光秀雄・滝沢博・浅井徳正『多摩』(1)

・郷土叢書1『多摩』武蔵書房・300頁・B6判上製本*1 ・昭和44年10月1日 初刷/昭和45年3月1日 三刷・定価 700円 ・昭和44年10月1日 初刷/昭和46年2月1日 四刷・定価 700円 ・昭和44年10月1日 初刷/昭和47年8月1日 五刷・定価 700円 カバーの掛か…

全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』(8)

①文庫版(2) 文庫版の1版1刷の上下揃いを借りることが出来たので、4月29日付(1)に取り上げた『上』1版10刷と『下』1版7刷と比較して見た。 ・全国歴史散歩シリーズ 13上『東京都の歴史散歩 (上) 』1977年6月25日 1版1刷印刷・1977年7月15日 1…

道了堂(89)石造物④

・道了堂の石造物(4) 昨日の続きで、やはり道了堂旧境内にあったものについての記述を抜いて置こう。 ①11頁13行め~12頁7行め、 昭和五十年一月に来て記録したときには完全な姿で建っていた、線/【11】刻観音像(明治二十年に大塚五郎吉らが寄進したもの…

道了堂(88)石造物③

・道了堂の石造物(3) 昨日の続きで、石段を登り切った平地に遺されている石造物について。ここでは④が3つ纏めて取り上げているので、④から見て置こう。141頁11行め~142頁12行め、 石段をあがって、もとの境内だった平地に出ると、本堂跡にむかって左手に…

道了堂(87)石造物②

・道了堂の石造物(2) 昨日の続き。参照した文献①②③④とブログ⑤については昨日の記事に紹介して置いた。 ①8~9頁11行めは「絹の道」碑について、銘文や橋本義夫など地域史研究の先人について述べている。②は6月23日付(84)に述べたように、別の節に紹介済…

道了堂(86)石造物①

・道了堂の石造物(1) 私は中学生時代、横浜市南部から鎌倉市・逗子市・葉山町・横須賀市西部、藤沢市東部と云った辺りを自転車で走り回って、庚申塔の調査をしていた。何でそんなことをしたものだか、今となっては自分でもよく分からないのだけれども、数…

道了堂(85)

・歴史の道調査報告書 第四集『浜街道』(5) 昨日の続き。 「三 道筋の確定と現状」の「㈤ 鑓水峠から浜見場へ(約二・六キロメートル)」は続いて41頁〔57頁〕下段14~26行め、『武蔵野歴史地理』に見える「十二州の見晴らし」について、『皇国地誌』や「…

道了堂(84)

・歴史の道調査報告書 第四集『浜街道』(4) 今回は、馬場喜信執筆と思われる、27~54頁〔43~69頁〕「三 道筋の確定と現状」について、もう少し詳しく見て置こう。 27頁〔43頁〕上段2~21行め「㈠ はじめに」はこの章の目的と依拠した資料について述べる…

道了堂(83)

・歴史の道調査報告書 第四集『浜街道』(3) 昨日の続きで、章立てを確認して置こう。〔 〕内は『歴史の道調査報告書集成』の頁付。 ・5~26頁〔21~42頁〕「二 浜街道概観――生糸の道としての歴史的背景と浜街道地域の概要」 以下、節の見出しは2行取り2字…

道了堂(82)

6月17日付(78)の続き。 ・歴史の道調査報告書 第四集『浜街道』(2) ここからは原本の頁に〔 〕で『歴史の道調査報告書集成』の頁を添えながら進めよう。 まづ、口絵写真の3頁め〔11頁〕下に「八王子市 鑓水道了堂前」の写真がある。右に平成2年(1990)…

道了堂(81)

・井出孫六 編『日本百名峠』(3) 昨日は取材・執筆時期や執筆陣に触れたが、肝心の「■ 写真」の三橋秀年(1933生)に触れるのを忘れていた。初版345~346頁・新装版342~343頁に「全走行四万一千キロ」を寄稿しているが、三橋氏のみが100峠を全て走破して…

道了堂(80)

・井出孫六 編『日本百名峠』(2) 本書は『日本百名山』の模倣なのだが、名数好きな人が多いためか、Wikipedia にも「日本百名峠」項がある。100の峠が一覧表になっていて便利だが「『日本百名峠』(にほんひゃくめいとうげ)は、井出孫六が1982年に発表し…

道了堂(79)

寝かせて置いたものに本格的に(と云うほどでもないが)取り組んでみると色々と課題が見付かるもので、昨日の続きを上げるべきなのだけれども、週明けに図書館で幾つか確認した上で続けることにして、今回は、先月から借りている次の本について、返却期限も…

道了堂(78)

当ブログの記事は、ある程度材料が集まってから書くことが殆どである。そして、一応、何となく記事・資料の並べ方(流れ/構成)を考えて書き始める。しかし、書き始めてしまうと余力がなくなるので効果的な運びを考える余裕もなく取り上げてしまうことも多…

守屋龍男『多摩の低山』(5)

・守屋龍男『多摩の低山 埋もれた道・懐かしい道38コース』(4) 5月25日付(1)に引いた『新 多摩の低山』の「後書き」によって、本書が「8刷まで版を重ね」ていたことは分かっていたが、当初見ていた⑥第六刷は見たところ昭和63年(1988)現在、すなわち…

守屋龍男『多摩の低山』(4)

・守屋龍男『多摩の低山 埋もれた道・懐かしい道38コース』(3) 昨日の投稿は⑧第八刷を今日返却してしまうつもりで慌てて打ち込んだので、誤りが多々あった。 今朝、通勤の電車内で⑧第八刷を読み返して、本文に改訂があることに気付き、それで計画を変更し…

守屋龍男『多摩の低山』(3)

・守屋龍男『多摩の低山 埋もれた道・懐かしい道38コース』(2) 5月26日付(2)では、第六刷によってメモしたけれども、今、次の4冊を手許に並べている。定価は奥付にあるもの。5月29日付「道了堂(64)」に、本書は以前何処の図書館でも見たような気がす…

道了堂(64)

守屋龍男『多摩の低山』の記述によって、道了堂の解体が昭和61年(1986)であったことはほぼ確定出来た。道了堂解体は昭和61年である(2)https://t.co/xKUWMNsNE0昭和63年(1988)3月刊、守屋龍男『多摩の低山』に「いまは整地されているが、昭和61年まで…

道了堂(63)

・かたくら書店新書23『峠と路』(4) 4月16日付(35)に取り上げた馬場喜信『峠と路』の初刷を見た。本書は既に述べたように道了堂解体年の確定とは無関係だが、今、手許に第三刷と並べているので比較して見たい。 ・かたくら書店新書23『峠と路 八王子と…

道了堂(62)

・守屋龍男『多摩の低山』と『新 多摩の低山』 「道了堂(62)」として投稿していた一昨日の記事を「守屋龍男『多摩の低山』(1)」に、昨日の「道了堂(63)」を「守屋龍男『多摩の低山』(2)」に改題しました。目標としてはそれぞれの道了堂の記述まで…

守屋龍男『多摩の低山』(2)

・守屋龍男『多摩の低山 埋もれた道・懐かしい道38コース』一九八八年三月三一日 第一刷発行・一九九一年九月一七日 第六刷発行・定価1000円・けやき出版・238頁・B6判並製本*1 標題は奥付に拠る。カバーはなくコーティングしてあるもののエンボスで滑らない…

守屋龍男『多摩の低山』(1)

・守屋龍男『新 多摩の低山』1999年7月1日 第1刷発行・定価1200円・けやき出版・214頁・B6判並製本*1 新 多摩の低山―ようこそ65の山へ作者:守屋 龍男けやき出版Amazon 1月29日付「八王子事典の会 編『八王子事典』(1)」に触れた守屋龍男『多摩の低山…

高橋源一郎『武藏野歴史地理』(1)

同姓同名の人物に、作家の高橋源一郎(1951.1.1生)と甲子園に選手と監督として出場している高橋源一郎(1979.10.2生)がいる。尤も、後者のことは今日まで知らなかった。もちろんここに取り上げる高橋源一郎は今では埋もれてしまった恰好で、Webcat Plusで…

道了堂(54)

・馬場喜信『八王子片倉台の地誌』(3) (初版と恐らく同内容の)再版と、追補版の比較の続きで、今回は追補版について。 追補されているのは、5月14日付(52)に示した目次からも察せられるように、まづ56~62頁「追補⒈ 完成した片倉台のことなど」と63~…

道了堂(53)

・馬場喜信『八王子片倉台の地誌』(2) (初版と恐らく同内容の)再版と、追補版の比較の続き。今回は再版を中心に述べる。 3~55頁「⒈」から「21.」までは同じ。但し所々に挿入される写真が、再版は非常に鮮明であったのが、追補版はかなりぼやけている。…

道了堂(52)

当ブログでは、先月は馬場喜信の道了堂に触れた著述の確認にその大半を費やし、特に、主題の一部として扱っているかたくら書店新書45『浜街道 「絹の道」のはなし』とその論文版「「浜街道《絹の道》―歴史的景観の発掘と史跡化」について一通り眺めて、前者の…

道了堂(48)

・歴史散歩⑬『東京都の歴史散歩 下 多摩・島嶼』 5月2日付「全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』(3)」に書影を示した、山川出版社の「歴史散歩」シリーズの1冊。 5章め、97~140頁「八王子」は8つの節に分れるが、その最後が、昨日見た新全国歴史…

道了堂(47)

さて、昨日まで、5月1日付「全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』(2)」に書影を示した新書判の新全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』を取り上げて来たのは、5月2日付「全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』(3)」に注意したよう…

全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』(7)

②新書判(5) 『上』『中』は昨日見た「■編集委員」と「■執筆者」の次の頁が奥付で、上部に「■写真・図版協力者(五十音順)」があって『上』1版1刷は4箇所「石川 正司/国立歴史民俗博物館/水産航空/世界文化フォト」であったが1版10刷は見出しが「■…

全国歴史散歩シリーズ13『東京都の歴史散歩』(6)

②新書判(4) 次の頁に「■編集委員(五十音順)」10名と「■執筆者(五十音順)」は『上』『中』28名『下』29名、もちろん同じ人がほぼ同じ順番で並んでいるが、執筆者連名の1行下に右寄りでやや小さく、『上』『中』1版1刷(肩書き・勤務先は1988年12月末…