瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

芥川龍之介『侏儒の言葉』の文庫本(3)

新潮文庫1810『侏儒の言葉西方の人』(3)
 2015年12月11日付(2)の続き。
 ①三十七刷を①二十七刷と比較して見た。
 カバー表紙折返しは、新潮カセットブックの「芥川龍之介のカセット」の広告で、「●芋粥羅生門」「●好色/藪の中」「●杜子春蜘蛛の糸」「●或阿呆の一生」の4点。右下に縦組みで「カバー 高松次郎」とある。
 カバー背表紙、標題と著者名は①二十七刷に同じ。下部はゴシック体で「[あ 1 7]新潮文庫 220」とあって最下部の算用数字に太い下線*1
 カバー裏表紙、右上の紹介文は①二十七刷に一致。紹介文の上下に横線があり、下の横線の下に「ISBN4-10-102507-X C0195 P220E 定価220円」定価の下に「(本体214円)」ISBNコードとCコードの間の下に葡萄のマーク*2
 カバー裏表紙折返しは①二十七刷に一致*3
 本体、目録の3頁めまでは一致。4頁めは川端康成著、石坂洋次郎著、堀 辰雄著が各2点ずつで、石坂氏のみ①二十七刷『美しい暦』『何処へ』だったのが『光る海』『陽のあたる坂道』に差し替えられている。5頁めは一致、6〜8頁めは「新潮文庫最新刊*4
 奥付の異同は、上部の横組み部分の①二十七刷「草25=7」が「あ−1−7」に、縦組み部分の右、それぞれの発行日*5、下部の横組み部分の1行め、「印刷‥‥」の前に①二十七刷には「○ 印刷‥‥」○の中に「東」とあった。また2行め「Printed in Japan」は①二十七刷には「© Shinchôsha 1968  Printed in Japan」とあった。(以下続稿)

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 桜島が久々に噴火したら大騒ぎしている。大した規模の噴火ではないのにNHKの騒ぎっぷりはどうだ。20時から番組を中断して5分も桜島噴火関連のニュースをやるというのでどんな大層な噴火かと思ったら、これですか。20時45分からも「首都圏ニュース845」を5分削ってやった。やる意味がない。20時50分からのトップでやったインフルエンザ流行の方がずっと我々にとって切実だ。
 報道の人々には火山について、小学生時代に私が3年独学で学んだレベルの知識もないと見える。九州新幹線に影響が出るわけがないだろう*6
 この程度の噴火で官邸の危機管理室で情報収集するなんて、全くご苦労なことである。政府にもきちんと判断出来る人はいないのか*7
 気象庁の火山課長の会見を見たが凡そ無意味だった。会見する必要が全く感じられない。現地の人たちは殆ど騒いでいない(マスコミにマイクを向けられたら、そりゃ不安くらいは口にするだろう)。全く被害が出るような噴火ではない。それなのに気象庁NHKが噴火警戒レベルを弄んで嬉々として騒いでいるように見える。好い加減にしてもらいたい。

*1:10月31日追記】①四十二刷は最下部「240」に太い下線。カバー表紙と折返しは①三十七刷のカバーに同じ。

*2:10月31日追記】①四十二刷には上の横線はなく、右上の紹介文は一致、左上にバーコード2つ、1つめは②と同じ「9784101025070」2つめは「1910195002408」、バーコード野下、中央の横線の上に「定価240円(本体233円)」。中央の横線の下、左側には2行「ISBN4-10-102507-XC0195 P240E」、右側に葡萄マーク。

*3:10月3日追記】①三十六刷のカバーは①三十七刷に一致。

*4:10月31日追記】①四十二刷は①三十七刷に同じ。

*5:10月3日追記】①三十六刷と①三十七刷の異同はそれぞれの発行日のみ。【10月31日追記】①四十二刷と①三十七刷の異同もそれぞれの発行日のみ。

*6:21時45分追記】投稿直後に「。馬鹿か」と書いたが一応引っ込めて置く。あの程度の噴火で九州新幹線への影響を云々すべきであるなら、桜島に人が住んでいること自体、問題にするべきだろう。……NHKの方々、普通の想像力を働かせて下さい。騒げば良いというものではない。

*7:23時23分追記】ポーズなのかも知れない(つまり、大したことではないと分かっていながら、国民を守る姿勢を示さんがためにわざとやっているのかも知れない)が、こんなポーズは要らない。