雪が降って乗ったときは3分遅れだった電車が乗り換え駅に着いたときには10分以上の遅れとなっていた。けれども乗り換えた路線は3分遅れだったので改札で遅延証明書を貰い損ねた。いや、もっと早く出れば良かっただけなのだが。
出勤して後、移動で新雪を踏みつつ駅に向かう。電車に乗って、車窓から降雪を見る。舗装された道でも住宅地の人通りの多くない通りには白く積もっている。少し離れたところにある学校は霞んでいる。線路沿いの小学校の校庭で、10人ほどが雪だるまを作っていた。それが10時40分。――今日のような日に図書館に行けば端末など待たずに使えるんだろうな、と思う。しかし日曜にこんな天気になったとしても結局家に転がっているような気がする。上旬に「藤牧義夫展」の前期展示を見たがもう後期展示になっているはずだから、今日みたいな日に、雪の鶴岡八幡宮を見上げながら、美術館に足を運ぶのも風流ならんか、と思う。いや、「藤牧義夫展」はもっと穏やかな日に行けば良い。折角なら(?)もっと混み合う展示に行くべきなのだが、思い浮かばない。行こうと思っていた府中市美術館の「石子順造的世界 美術発・マンガ経由・キッチュ行」も3日前に終わっていた。
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・新潮文庫83(1)
- 作者: 森鴎外
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/06
- メディア: 文庫
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②昭和四十二年十一月十日二十七刷改版(110頁)
・昭和五十四年五月十日四十八刷 定価140円*1
・昭和五十五年五月三十日五十刷 定価140円
・昭和五十九年十二月二十日六十刷 定価160円*2
・昭和六十二年一月二十五日六十四刷 定価200円
・平成二年十月二十五日七十一刷 定価272円
③平成五年六月三十日七十四刷改版(146頁)
・平成七年十二月二十日七十六刷 定価311円*3
・平成九年八月二十五日七十七刷 定価286円*4
・平成十二年八月二十五日七十九刷 定価286円*5
・平成十七年五月三十日八十一刷 定価286円
・平成二十年一月二十五日八十三刷 定価286円
・平成二十一年五月十五日八十四刷 定価286円*6
④平成二十三年十二月十日八十六刷改版(182頁)定価370円
例によって、見た本には定価を入れた。
②1頁18行、1行43字→③1頁17行、1行41字→④1頁15行、1行37字。
Amazon詳細ページの書影は④で、八十六刷を見るにカバー表紙折返しの右下に「カバー装画 引 地 渉」とある。②③のカバーの同じ位置には六十四刷「カバー 川田 幹」八十三刷「カバー装画 川 田 幹」とある。新潮文庫では他に森鴎外の文庫本が4点、合計5点刊行されているが、数年前から川田氏のカバー装画から引地氏に切り替えられている。川田氏のカバー表紙はAmazon詳細ページにて見ることが出来る。(以下続稿)