瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

伊藤左千夫『野菊の墓』(1)

新潮文庫880(1)
①昭和三十年十月二十五日発行
②昭和四十三年四月十五日四十六刷改版(100頁)
・昭和五十二年七月三十日六十三刷 ¥120*1
・昭和五十四年六月五日六十九刷 定価140円
・昭和五十七年三月五日七十八刷 定価140円*2
・昭和五十七年六月十日七十九刷 ¥ 140*3
・昭和五十九年五月三十日八十四刷 定価200円
③昭和六十年六月十日八十五刷改版(116頁)
・昭和六十一年五月三十日八十八刷 定価200円*4
・昭和六十二年七月三十日九十刷 定価200円*5
・昭和六十三年五月二十五日九十一刷 定価194円*6
・平成二年一月二十日九十三刷 定価233円*7
・平成三年五月三十日九十五刷 定価233円*8
・平成三年五月三十日九十五刷 定価272円
・平成四年五月三十日九十六刷 定価272円*9
・平成七年六月五日百刷 定価311円*10
・平成十一年八月三十日百四刷 定価286円*11
・平成十五年四月五日百八刷 定価286円*12

野菊の墓 (新潮文庫)

野菊の墓 (新潮文庫)

・平成十七年六月十日百十二刷 定価286円*13
・平成十九年六月五日百十四刷 定価286円
・平成十九年七月二十五日百十五刷 定価286円*14
④平成三十年三月十日百十七刷改版(156頁)定価340円*15
 Amazon詳細ページを見るに「登録情報」として「文庫: 100ページ/出版社: 新潮社; 改版 (1955/10) /……」と示されているのだが、昭和30年(1955)10月は初版で改版(1985/06)ではないし、今書影が示されている現行の表紙に切り替わる前に頁数も②100頁から③116頁に変わっている。しかも例によって(これは新潮社のせいではないのだろうけど)なか見!検索で出てくるのは別の文庫(PHP文庫)なのである。まず、この本の、現時点での情報のみが、しっかり伝わるようにして欲しい。現在20件あるレビューも、「レビュー対象商品:」を見るに、流石に日本文学だから新潮文庫が圧倒的(16件)ではあるものの「[オーディオブックCD] 野菊の墓 () (CD)」2件に「野菊の墓 (SDP Bunko) (文庫)」「野菊の墓 (アニメ日本の名作) (単行本)」各1件が混入している。これら別商品のページでもレビューは同じ20件が出て、なか見!検索ではやはりPHP文庫が表示されるのである。いや、レビューの書かれていないはずのPHP文庫でも(これは中身は合っているが、いや、これだけが中身は合っているのである)、ポプラ社文庫でもデカ文字文庫でも集英社文庫でもホーム社のMANGA BUNGOシリーズでも金の星社のまんが日本の文学でも全て全く関係のないこのレビューと中身の組み合わせが出てくるのだ。但し書名が同じでもこのレビューと中身が表示されないものもあるから、これは各版元の裁量によってそうすることも出来るのだろう。ならばなおのこと、このようなことは止めるようにしてもらいたいのである。(以下続稿)

*1:2014年12月3日追加。

*2:2016年9月29日追加。

*3:2014年3月17日追加。

*4:2017年6月3日追加。

*5:2016年4月16日追加。

*6:2015年7月22日追加。

*7:2013年2月25日追加。

*8:2013年2月25日追加。

*9:2015年7月22日追加。

*10:2013年2月23日追加。

*11:2019年5月23日追加。

*12:2014年4月25日追加。

*13:2013年2月25日追加。

*14:2014年11月13日追加。

*15:2018年10月5日追加。