瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『自選作品集』(3)

文春文庫ビジュアル版(3)
 カバー裏表紙折返しは共通。
 上部に例のロンパリで汗を流し鶯色の和服で手を袖に隠して正座する作者の自画像がある。本や刷によって若干色合いが違う。
 中央に横組みの紹介文。カバー折返しの文字の色は、本によって異なる。作者名は大きく楷書体。読みは明朝体、紹介は明朝体太字で、同じ大きさ。

山岸凉子(やまぎし・りょうこ)
9月24日、北海道札幌市に生れる。
昭和44年、「レフトアンドライト」でデビューし
東京へ移住、旺盛な執筆活動を開始する。
58年、「日出処の天子」で
第7回講談社漫画賞を受賞。
代表作に「アラベスク」「妖精王」など。


 同じ頃に刊行された白泉社文庫の、2月24日付「山岸凉子『アラベスク』(10)」で見た『アラベスク』や、5月1日付「山岸凉子『黒鳥』(3)」で見た『黒鳥 ブラック・スワン』には誕生日がない。
 4月4日付「山岸凉子『ツタンカーメン』(10)」は誕生日があるが簡略である。その意味では、2014年9月9日付「山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』(3)」に引いた『舞姫 テレプシコーラ』カバー裏表紙折返し前半の各巻共通部分に近いと云うべきか。とにかく比較の参考までに掲げて置く。(以下続稿)