・角川文庫18107(5)
昨日の続きで、改版再版のカバーについて2014年3月26日付(4)にメモした改版初版のカバーと比較しつつ記述してみる。 カバー表紙は同じ。
カバー表紙折返し、上部の顔写真と略伝は一致。最下部に紹介文よりも楷書に近いゴシック体で2行「カバーイラスト/浅野隆広」「カバーデザイン/鈴木久美」とある。
カバー裏表紙折返し、「角川文庫|松本清張の本 ||」の5点めが「死の発送 新装版」となっている他は一致。
カバー裏表紙、右上の紹介文は一致。左上のバーコード1つめは「9784041009710」で一致、2つめは改版初版「1920193005905」改版再版「1920193006001」、その下のISBNコードは一致、さらに「C1093 \600E/定価:本体600円(税別)/KADOKAWA」とある。
カバー背表紙は灰緑色地で、最上部にゴシック体で「時-ま/1-18 松本清張」少し空けて朱色の桜の花の文様があって、その下に明朝体太字で標題、ゴシック体で小さく「新装版」と付す。最下部にゴシック体で「角川文庫|■」とある。
改版再版の存在に私が気付いたのも、カバー背表紙が多くの図書館の書架で見掛ける改版初版と、異なっているからであった。(以下続稿)