瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(158)モンゴメリ③

 居間の隅の9段の簞笥の5段め、
新潮文庫 モンゴメリ村岡花子
新潮文庫1197アンの夢の家―第六赤毛のアン』昭和三十三年 八 月二十五日 発 行・昭和 四 十 年十二月 十五 日 十 六 刷・定価130円・358頁
新潮文庫1261炉端荘のアン―第七赤毛のアン』昭和三十三年十二月二十五日 発 行・昭和 四十 年 八 月 三十 日 十三刷・定価160円・439頁
新潮文庫1273/赤 113 H『アンをめぐる人々―第八赤毛のアン』昭和三十四年 四 月二十日 発   行・昭和四十七年十一月三十日 十九刷改版・昭和五十四年 五 月 二 十 日 三 十 刷・定価360円・313頁
新潮文庫1281虹の谷のアン―第九赤毛のアン』昭和三十四年 五 月二十五日 発 行・昭和三十九年十一月 三十 日 十 刷・定価100円・204頁
新潮文庫1334アンの娘リラ―第十赤毛のアン』昭和三十四年 十 月三十一日 発行・昭和 四 十 年 一 月 三 十日 十刷・定価150円・430頁
 『アンをめぐる人々』にはカバーが掛かっていたはずだが、他と合わせて(?)外されている。他の4冊はまだカバー装になっていなかったはずで、パラフィン紙や帯は失われている。

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 これは持ち帰っていたのだが、8月2日にメモして祖母宅に戻して来た。
 祖母は『赤毛のアン』シリーズを愛読していて、5月19日付(051)に見たように既に(ほぼ)揃いを持っていたのに5月20日付(052)に見た「赤毛のアン/誕生100年」の新装版を10冊揃いで買っていて、しかしこれほど愛読していたシリーズで、持っていたのを忘れるはずもないので、新装版を書店で見掛けて嬉しくなって買ってしまったのではないか、と思うのだけれども、その古い方の揃いも平成初年のものなので、家人の話からしてもっと古い物があるはずだと思っていたのだが、居間の隅の9段の簞笥に、カバーの掛かっていないものが5冊纏めてあったのである。ここに、平成初年の揃いには欠いていた第六と第七もある。しかし、第五までの5冊も買っていたろうと思うのだが同じ場所にはなかった。
 モンゴメリの作品は以上の新潮文庫村岡花子訳)以外にも何冊かあった。これも追々追加して行くこととしよう。(以下続稿)