瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

現代詩文庫47『木原孝一詩集』(8)

 この本の疑問点として、2012年4月14日付(3)に第一刷よりも後の日付のある文章が収録されていることを指摘したのだが、未だ第一刷は見ていない。それでも幾つかの刷を見ることが出来たので、ここで一覧にして置こう。19.0×12.5cmの並製本で、カバーは掛かっていない。
・一九六九年四月十五日第一刷
・一九七三年七月一日第二刷(160頁)¥420
・一九七五年九月十五日第三刷(160頁)*1
・一九八二年十月一日第六刷(160頁)
・一九八七年六月一日第七刷(160頁)
・一九九六年六月一日第八刷(160頁)
 今、第二刷と第六刷と第七刷を並べている。第八刷については2012年7月31日付(7)で第七刷と比較している。
 表紙の用紙は淡いカーキ色系で、褪色していないはずの裏側を見ても分かるのだが微妙に色が違う。第二刷は緑がかっており、第六刷は茶色がかり、第七刷は灰色がかかっている。
 表紙の印刷は褪色しているかも知れないが、第二刷は鶯色と灰色、第六刷は茶色と緑、第七刷は青と茶色の2色で刷られている。
 表紙と背表紙は色が違うだけでレイアウトは同じ。
 裏表紙は左側に木原氏の写真が第二刷は鶯色、第六刷は暗い緑、第七刷は暗い青で刷られ、その右側に2012年3月26日付「偽汽車(1)」に一部を引用した略歴と、黒田三郎の紹介文がゴシック体横組みで入っているが、第二刷は鶯色の略歴が上で灰色の紹介文が下だったのが、内容は同じだが紹介文が上で略歴が下に変わっており、第六刷は紹介文は緑で略歴は茶色、第七刷は紹介文が茶色で略歴は青である。第八刷ではなくなっている左下のごく小さい「1392-101047-3016」は、それぞれ略歴と同じ色で刷られている。第二刷にはさらに右下に鶯色で「¥ 420」とあるのだが、私の見た本はその上をかすれた黒で抹消して、すぐ下に「¥520」の黒印を捺してある。これはオイルショックによる物価高騰により定価を変更したので、第六刷・第七刷には初めから定価を入れていない。
 本体は変わっていないらしい。
 1頁(頁付なし)扉の文字は、第二刷は赤、第六刷は青、第八刷は鶯色で印刷されている。
 奥付、10行のうち異同を挙げてみると、まず、2行め、増刷の年月日が違う。7行め、電話番号は同じだがその下が第二刷「振替東京八一二一」が第六刷・第七刷は「振替東京八―八一二一」となっていることである。
 奥付の裏は目録で、第二刷は「現代詩文庫 既刊53冊」3段組で1段に20点ずつ、最後に「《以下続刊》/ 清水昶詩集/ 金井美恵子詩集/ 井上光晴詩集/ 岩成達也詩集/ 北村太郎詩集/ 中村稔詩集 他」とある。第六刷・第七刷は「現代詩文庫 第Ⅰ期」3段組で1段26点で合計78点、第二刷で《以下続刊》となっていたものは、(54)(55)(59)(58)(61)(71)*2の順で刊行されている。(以下続稿)

*1:2017年4月20日追加。2017年4月20日付(9)に述べた。

*2:半角括弧で示したが実は丸数字。