瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

松山ひろし『真夜中の都市伝説』(3)

 昨日の続きで、2冊めの『壁女』の細目を見て置く。
 『壁女』は文庫版『怖すぎる都市伝説』と比較することが出来た。大きな異同は文庫版が児嶋都のイラストを省略していることである。なお『壁女』ではイラスト頁にも頁付が打ってある。
 単行本『壁女』の頁の示し方は昨日の『3本足のリカちゃん人形』に同じ。さらに文庫版の頁を添えたのだが、文庫版は5話省略しており、「第20夜」まで項目の番号のズレは生じていないので文庫版の頁を「 → 本文頁・解説頁」と添えて1行に示したが「第21夜」以降は文庫版が載せているものは2行めに文庫版の番号・項目名・頁を示した。省いている項目もやはり改行して「 → ×」と示した。なお文庫版では番号が血痕風に白抜き(「もくじ」では薄い血痕風に黒)のゴシック体で、明朝体太字で斜めに(「もくじ」は真っ直ぐ)題が入るが、修正が面倒なのでしばらく単行本と同様に示すこととする。しかし血痕みたいにして示すほどのことはないような話題も多いので、やはり「怖すぎる」ではなくもっと穏当な標題にするべきだったと思うのである。
・『壁女』
「プロローグ カシマさん」3〜9頁〔7頁〕→「プロローグ カシマさん」3〜9頁
第1部 真夜中の怪談」17〜64頁 → 15〜68頁
 「第1夜 ゾンビ看護婦」18〜20頁〔21頁〕22頁 → 16〜19頁・20頁
 「第2夜 海水浴場の老婆」23〜24頁〔×〕25頁 → 21〜23頁・24頁
 「第3夜 溺れた少年」26〜27頁〔×〕28頁 → 25〜27頁・28頁
 「第4夜 青い宝石」29〜30頁〔×〕31頁 → 29〜31頁・32頁
 「第5夜 飛び降りた女」32頁〔33頁〕34頁 → 33〜34頁・35頁
 「第6夜 パッシング」35〜36頁〔×〕37頁 → 36〜37頁・38頁
 「第7夜 ジェット・ババア」38頁〔39頁〕40頁 → 39〜40頁・41頁
 「第8夜 紫ババア」41〜42頁〔×〕43頁 → 42〜44頁・45頁
 「第9夜 四つ角ばあさん」44〜45頁〔×〕46頁 → 46〜47頁・48頁
 「第10夜 一寸ババア」47〜49頁〔51頁〕50頁 → 49〜52頁・53頁
 「第11夜 赤いマフラーの女」52〜53頁〔×〕54頁 → 54〜56頁・57頁
 「第12夜 オフィスわらし」55〜57頁2行め〔×〕57頁3〜11行め → 58〜60頁・61頁
 「第13夜 カミをくれ」58〜59頁〔61頁〕60頁 → 62〜64頁・65頁
 「第14夜 わすれもの」62〜63頁〔×〕64頁 → 66〜67頁・68頁
第2部 怖い伝説」65〜106頁 → 69〜112頁
 「第15夜 ババサレ」66〜67頁〔×〕68頁 → 70〜72頁・73頁
 「第16夜 六甲牛女」69〜70頁〔71頁〕72頁 → 74〜76頁・77頁
 「第17夜 くだん」73〜74頁3行め〔×〕74頁4〜12行め → 78〜79頁・80頁
 「第18夜 耳かじり女」75〜76頁4行め〔×〕76頁5〜13行め → 81〜82頁・83頁
 「第19夜 壁女」77頁〔カバー・79頁〕78頁 → 84〜85頁・86頁
 「第20夜 首なしサッカー部員」80頁〔81頁〕82頁 → 87〜88頁・89頁
 「第21夜 首なしライダー」83〜84頁〔×〕85頁
  → ×
 「第22夜 窓の外の男」86〜87頁4行め〔×〕87頁5〜13行め
  →「第21夜 窓の外の男」90〜91頁・92頁
 「第23夜 死人茶屋」88頁〔×〕89頁
  →「第22夜 死人茶屋」93〜94頁・95頁
 「第24夜 再会した友」90頁〔×〕91頁
  →「第23夜 再会した友」96〜97頁・98頁
 「第25夜 脱獄囚」92〜95頁1行め〔×〕95頁2〜11行め
  → ×
 「第26夜 ガソリンスタンド」96〜97頁4行め〔×〕97頁5〜10行め
  →「第24夜 ガソリンスタンド」99〜100頁・101頁
 「第27夜 なめられた手」98〜100頁4行め〔×〕100頁5〜13行め
  →「第25夜 なめられた手」102〜104頁・105頁
 「第28夜 地下鉄の客」101〜102頁〔×〕103頁
  →「第26夜 地下鉄の客」106〜108頁・109頁
 「第29夜 聞き分けのいい子」104〜106頁4行め〔105頁〕106頁5〜13行め
  →「第27夜 聞き分けのいい子」110〜111頁・112頁
第3部 不気味な話」107〜152頁 → 113〜175頁
 「第30夜 十三段」108〜109頁〔×〕110頁
  →「第28夜 十三段」114〜116頁・117頁
 「第31夜 まっかっかさん」111〜112頁2行め〔×〕112頁3〜13行め
  →「第29夜 まっかっかさん」118〜119頁・120頁
 「第32夜 手振り地蔵」113〜114頁5行め〔×〕114頁6〜15行め
  →「第30夜 手振り地蔵」121〜122頁・123頁
 「第33夜 渋谷のタケシ君」115〜116頁〔×〕117頁
  →「第31夜 渋谷のタケシ君」124〜126頁・127頁
 「第34夜 ケサランパサラン*1」118頁〔×〕119頁
  →「第32夜 ケサランパサラン」128〜129頁・130頁
 「第35夜 指輪泥棒」120〜121頁2行め〔×〕121頁3〜14行め
  →「第33夜 指輪泥棒」131〜132頁・133頁
 「第36夜 いつも君を見ている」122〜124頁3行め〔×〕124頁4〜12行め
  →「第34夜 いつも君を見ている」134〜136頁・137頁
 「第37夜 白い服の女」125頁〔×〕126頁
  →「第35夜 白い服の女」138〜139頁・140頁
 「第38夜 ひとさらいの道化師」127頁〔×〕128頁
  →「第36夜 ひとさらいの道化師」141〜142頁・143頁
 「第39夜 タイ料理の蜘蛛」129頁〔×〕130頁
  →「第37夜 タイ料理の蜘蛛」144〜145頁・146頁
 「第40夜 スガキヤの蛇」131頁〔×〕132頁
  →「第38夜 スガキヤの蛇」147〜148頁・149頁
 「第41夜 手首ラーメン」133頁〔135頁〕134頁
  →「第39夜 手首ラーメン」150〜151頁・152頁
 「第42夜 格安の車」136頁〔×〕137頁
  →「第40夜 格安の車」153〜154頁・155頁
 「第43夜 戻ってくる死体」138〜139頁〔×〕140頁
  →「第41夜 戻ってくる死体」156〜158頁・159頁
 「第44夜 人面犬」141頁〔×〕142頁
  →「第42夜 人面犬」160〜161頁・162頁
 「第45夜 赤いちゃんちゃんこ」143〜144頁3行め〔×〕144頁4〜14行め
  →「第43夜 赤いちゃんちゃんこ」163〜164頁・165頁
 「第46夜 怪人赤マント」145頁〔×〕146頁
  →「第44夜 怪人赤マント」166〜167頁・168頁
 「第47夜 あめふり」147〜148頁〔×〕149頁
  →「第45夜 あめふり」169〜171頁・172頁
 「第48夜 こっくりさん」150〜152頁6行め〔151頁〕152頁7〜15行め
  →「第46夜 こっくりさん」173〜174頁・175頁
第4部 奇怪な噂」153〜208頁 → 177〜241頁
 「第49夜 真夜中の電話」154〜156頁〔×〕157頁
  →「第47夜 真夜中の電話」178〜180頁・181頁
 「第50夜 最後の肉」158〜159頁〔×〕160頁
  →「第48夜 最後の肉」182〜183頁・184頁
 「第51夜 モスクワのジャケット売り」161頁〔×〕162頁
  →「第49夜 モスクワのジャケット売り」185〜186頁・187頁
 「第52夜 動く羽毛布団」163〜164頁4行め〔×〕164頁5〜13行め
  →「第50夜 動く羽毛布団」188〜189頁・190頁
 「第53夜 犬に餌を」165頁〔×頁〕166頁
  →「第51夜 犬に餌を」191〜192頁・193頁
 「第54夜 手荷物検査」167頁〔×〕168頁
  →「第52夜 手荷物検査」194〜195頁・196頁
 「第55夜 死ねない男」169頁〔×〕170頁
  → ×
 「第56夜 爆発した男」171頁〔×〕172頁
  →「第53夜 爆発した男」197〜198頁・199頁
 「第57夜 魔の踏み切り」173〜174頁4行め〔×〕174頁5〜14行め
  → ×
 「第58夜 八甲田山伝説」175〜176頁〔×〕177頁
  →「第54夜 八甲田山伝説」200〜202頁・203頁
 「第59夜 コインロッカーベイビー」178〜179頁〔×〕180頁
  → ×
 「第60夜 鳥の脚」181頁〔×〕182頁
  →「第55夜 鳥の脚」204〜205頁・206頁
 「第61夜 抜き打ち試験」183頁〔×〕184頁
  →「第56夜 抜き打ち試験」207〜208頁・209頁
 「第62夜 フー、アー、ユー?」185頁〔×〕186頁
  →「第57夜 フー、アー、ユー?」210〜211頁・212頁
 「第63夜 武富士の秘密」187頁〔×〕188頁
  →「第58夜 武富士の秘密」213〜214頁・215頁
 「第64夜 ディズニーの遺体」189〜190頁〔×〕191頁
  →「第59夜 ディズニーの遺体」216〜217頁・218
 「第65夜 美容室の男」192〜193頁〔×〕194頁
  →「第60夜 美容室の男」219〜221頁・222頁
 「第66夜 六倍になる器官」195頁〔×〕196頁
  →「第61夜 六倍になる器官」223〜224頁・225頁
 「第67夜 コンドームの使用法」197頁〔×〕198頁
  →「第62夜 コンドームの使用法226〜227頁・228頁
 「第68夜 筑波ロボ」199〜200頁〔201頁〕202頁
  →「第63夜 筑波ロボ」229〜231頁・232頁
 「第69夜 カブトムシの電池」203頁〔×〕204頁
  →「第64夜 カブトムシの電池」233〜234頁・235頁
 「第70夜 夢日記」205頁〔×〕206頁
  →「第65夜 夢日記」236〜237頁・238頁
 「第71夜 携帯電話自然発火」207頁〔×〕208頁
  →「第66夜 携帯電話自然発火」239〜240頁・241頁
「エピローグ じゅんいち君道路」209〜212頁 →「エピローグ じゅんいち君道路」242〜245頁
 項目を眺めていろいろ思うことはあるが、入力するだけで手一杯なので後で思い出したらメモして置くことにする。(以下続稿)

*1:「目次」は「ケセランパサラン」。