瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

高梨みどり『Order-made』(08)

モーニングKC―829『Order-made⑥』
・二〇〇二年 七月二十三日 第一刷発行(246頁)定価514円
 書影は5月19日付(02)に示した。
 カバー裏表紙に示される定価は『Order-made⑤』までは「定価:本体505円(税別)」であったが「定価:本体514円(税別)」となっている。――カバーの各部の詳細については、別に全7巻まとめてメモして置くつもりである。
 246頁の次が奥付、「印刷所 株式会社 廣  済  堂」は6月24日付(04)で見た『Order-made②』第一刷から変わらないが、「製本所 本村製本株式会社」は、6月19日付(03)に取り上げた『Order-made①』第一刷以来の登場(?)である。奥付の体裁についても、全7巻をまとめてメモするつもりである。
 上部に、2本の子持線(8.9cm)に挟まれた間(7.2cm)に、縦組みで編集部からのお知らせがある。『Order-made⑤』との異同は1段落め、

「Order-Made」第6巻は、/'01年のモーニング49号、'02年の7号、/11号、15号、19号、24号、'02年の /イブニング1月号に掲載された作品/を収録したものです。

で以下は同文。
 この巻にのみ講談社の月刊漫画雑誌「イブニング」掲載作が収録されている。「イブニング」は当初、講談社の週刊漫画雑誌「モーニング」の別冊で、当時はモーニング編集部が編集していた。その後、イブニング編集部が独立し、月2回発行となっている。――掲載順ということを考えると、「モーニング」2001年49号と「イブニング」2002年1月号では、一体どちらが先に出たのか、週刊誌も月刊誌も日付の通り発行しないので少々困るのだが、2頁「CONTENTS」を見るに「イブニング」掲載作は別扱いになっているらしく、どの話が何号に掲載されたかの見当には困らない。
 すなわち、3〜36頁「#35 これまでとこれから」が平成13年(2001)の「モーニング」に、37〜70頁「#36 思い出はトレンチコートとともに」、71〜110頁「#37 GREAT SPIRITS」、111〜144頁「#38 お宝を探せ!」、145〜178頁「#39 商店街存続大作戦」、179〜212頁「#40 幸せのショコラ」が平成14年(2002)の「モーニング」に不定期で連載され、213〜244頁「EXTRA ISSUE 少年の日」が「イブニング」に掲載されたようである。
 「イブニング」掲載作も含め、各話冒頭4頁がカラーで、2頁めに題が入る。
 245〜246頁は「オマケのページ」として、担当編集者の「S倉さん」と「S藤さん」を、太く素朴な線で描いたコミックエッセイで、それぞれ1頁ずつ紹介している。
 奥付の裏は白紙。(以下続稿)