瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

高梨みどり『Order-made』(09)

モーニングKC―869『Order-made⑦』
・二〇〇三年 二月二十一日 第一刷発行(278頁)定価552円
 書影は5月19日付(02)に示した。
 最終巻。カバー裏表紙に示される定価は「定価:本体552円(税別)」で、前回見た『Order-made⑥』は同じ頁数での値上げであったが、こちらは頁数増に伴うものである。
 278頁の次が奥付、「印刷所」と「製本所」は『Order-made⑥』に同じ。
 上部に、2本の子持線(8.9cm)に挟まれた間(7.2cm)に、縦組みで編集部からのお知らせがある。『Order-made⑤』との異同は1段落め、

「Order-Made」第7巻は、/'02年のモーニング28号、35号、36・/37合併号、41号、45号、49号、'03年/の1号、7号に掲載された作品を収/録したものです。

で以下は同文。異同としてはもう1点、下の子持線の下に『Order-made②』以来、ゴシック体横組みでごく小さく「★この漫画はフィクションです。実在の人物、団体名とは関係ありません。」と左詰めで入っていることには6月24日付(04)にて触れたが、この巻にはこの下にさらに小さく「JASRAC 出0300890-301」と添えている。
 すなわち、講談社の週刊漫画雑誌「モーニング」に、3〜36頁「#41 ブラックスーツの男」、37〜70頁「#42 麗しのアイビー(前編)」、71〜100頁「#43 麗しのアイビー(後編)」、101〜138頁「#44 大好きなおじいちゃん」、139〜172頁「#45 SILK ROAD」、173〜206頁「#46 必要なのは楽しむこと」が平成14年(2002)に、207〜240頁「#47 思いがけない贈り物」、241〜276頁「#48 OrderーMade is done well.*1」が平成15年(2003)に、不定期で連載されていた。
 #43、#45にはカラー頁がない。#43は「(後編)」で、前後編に分かれているのはこの「麗しのアイビー」の他に、6月25日付(05)に触れた「仕立て屋の手」があるのみで、その#8「(後編)」も(連続した号に掲載されていることもあってか)カラー頁がなかった。#44はタイトル頁が2〜3頁めの見開きで3頁めに題が入っている。他の各話は2頁めに題が入っている。なお、タイトル頁が見開きになっているのは他に最終話#48。
 277〜278頁は『Order-made⑥』245〜246頁「オマケのページ」と同じ絵柄・題材で、277頁1コマめに作者自身が登場しての台詞「6巻で好評だった「担当さんと私」を今回もやります全て実話なんですよ」とあって、2人の担当編集者の「S倉さん」と「S藤さん」が再度登場する。
 奥付の裏は白紙。(以下続稿)

*1:2頁「CONTENTS」では横転、ハイフンではなくダッシュ