このブログは、瑣末亭主人の文学作品等についてのごく瑣末な指摘を連ねたものです。「文学とは何ぞや」だのという大きなお考えの持ち主の神経を逆撫ですることは必定ですので、細かいことの嫌いな方は、決して読んではなりません。かつ「お前の書いていることには論がない」などとクレームを付けられても応じかねますので、御容赦下さい。
数年来、HPを開設しようと思って駄文を書き溜めていたのですが、愛用するWindows95がなかなか壊れないので(ブラウン管モニタは煙を噴いてイカれましたが、秋葉原で中古5000円で購入した液晶モニタに替えて、以来数年経ちます)そのままになっていました。Windows95が壊れないのは、もちろんネットに接続していないからで、いくら当時二十数万円したとは言え十分元は取っているのですが、しかしやはりこの2GBしか容量のない愛機を買い替えようという気にはなれません。立ち上がるのも終わるのも早い。ワープロとして使用する限りでは、何の不足もありません。
とは云え、私も今年数え四十になり、行く末の長からざることを意識するようになりました。大学院まで進みましたので、学界というところの雰囲気はイヤというほど(実際イヤになった)味わいましたが、もうすっぱり足を洗ったので、研究として大成させようという意欲はありません。論文のようなものは今後も業余に書くつもりではありますが、年1本書けて御の字でしょう。取り敢えず小ネタを整理して、公開しておきたいというのがこのブログ開設の趣旨です。
古い文献を引きますが、仮名遣いはそのままにしました(歴史的仮名遣いに合致しないものも多いので)。漢字も無理に正字にこだわりませんでした。振仮名も、読み間違いが想定されない限り省略しました。紙媒体に定着させる機会があれば別ですが、ブログという場でそんなに厳密に行く必要もあるまい、と思ったのです。個別に処理の仕方を変えることもあるでしょう、その場合は一言します。
敬称は省略します。「氏」は氏名の名を省略して氏だけを呼ぶときに使っています。コメントは書き込めるようにしてありますが、表示しないつもりです。必要があれば記事としてアップして対応します。私的な連絡等もコメント欄にてお願いします。
厳密な調査研究の結果、公開するものもありますが、そうでなく気軽に書いたものもあります。中には既に似た指摘がなされているものもあるでしょう。そのような、プライオリティに関わる問題点については、特に御教示をお願い申し上げます。
庚寅年12月 瑣末亭主人