瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

美内すずえ『ガラスの仮面』(29)

ガラスの仮面 (第9巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 (第9巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 第9巻 華やかな迷路①白泉社文庫)』(一九九四年六月二十二日初版発行・二〇〇四年六月十五日第三十二刷発行・定価562円・白泉社・315頁)
・一九九七年九月十五日第十九刷発行・定価562円*1
ガラスの仮面 (第10巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 (第10巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 第10巻 華やかな迷路②白泉社文庫)』(一九九四年六月二十二日初版発行・一九九七年一月二十五日第十五刷発行・定価563円・白泉社・317頁)

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 この辺りはかなり凄い展開になっている。ツッコミ所満載である。もちろん、突っ込んではいけないのだと、思う。いくら「普通に考えてこの展開はない」と思っても、本作品の中の展開は、作品に描かれた通りにしかなっていないので、別の展開の方が有り得そうだ、と言ってみたところで、意味がない。
 第15巻はまだ借りていないので、ここでは書影のみ上げて置く。

 この辺りがマヤの母が軟禁状態にされていた長野県の山中の病院を抜け出して、……死ぬところなのだが、――普通はどこかで歯止めがかかって、まさかここまでにはならないだろう、と思いつつ、泣けてしまう。単行本でツッコミながら泣き、そして文庫版で再読してやはりツッコミながら泣けて来た。う〜ん。
ガラスの仮面 (第16巻) (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 (第16巻) (花とゆめCOMICS)

 第16巻の巻頭6頁は、第15巻の巻末と重複していたと記憶している。文庫版第9巻の282頁。文庫版第9巻の巻末310頁は単行本第16巻34頁。文庫版第10巻の巻頭5頁が単行本第16巻35頁、単行本第16巻の巻末190頁が文庫版第10巻160頁。(以下続稿)

*1:2015年3月19日追加。