瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

講談社版「遠藤周作の本」の目録(2)

 9月25日付(1)の続き。
②『ぐうたら交友録』第17刷(昭和48年7月20日
・1頁め「|ぐうたら人間学 二九〇円|ぐうたら交友録 二九〇円|ぐうたら愛情学 二九〇円|ぐうたら好奇学 編集中|狐狸庵閑話 六九〇円|ただいま浪人 六八〇円
 書目は遠藤周作怪奇小説集』第一四刷に同じ。異同は定価が入っていることである。『ぐうたら交友録』第5刷と比較するに、『狐狸庵閑話』と『ただいま浪人』の定価が違っている。『ぐうたら愛情学』と『ぐうたら好奇学』は4頁めから移動して来ている。
・2頁め男児・怪男児 五九〇円 ロマンブックス版/三六〇円|どっこいショ 五五〇円 ロマンブックス版/三九〇円楽天大将 四九〇円 ロマンブックス版/三四〇円|わたしが・棄てた・女 四八〇円ロマンブックス版/三二〇円 講談社文庫版/一八〇円|おバカさん 五四〇円 ロマンブックス版/二六〇円|〈遠藤/周作〉ユーモア小説集 五二〇円 ロマンブックス版/三八〇円遠藤周作怪奇小説集 五四〇円 ロマンブックス版/三九〇円
 『ぐうたら交友録』第5刷とは5点めまでは同じ、6・7点めが4頁めの4・5点めに移動しているのは遠藤周作怪奇小説集』第一四刷に同じ。ロマン・ブックス版と講談社文庫版の定価は同じだが、単行本の定価は『快男児・怪男児』と『おバカさん』が値上がりしている。
・3頁め哀歌 六四〇円 講談社文庫版/二〇〇円|青い小さな葡萄 五二〇円|海と毒薬 代文学秀作シリーズ/五五〇円 講談社文庫版/一二〇円|白い人・黄色い人ほか二編 講談社文庫版/一四〇円|聖書のなかの女たち A5変型版/六二〇円 講談社文庫版/一六〇円遠藤周作シナリオ集 七四〇円■現代の文学20遠藤周作 六八〇円
 書目は『ぐうたら交友録』第5刷・遠藤周作怪奇小説集』第一四刷に同じ。やはり単行本の定価が違っている。
・4頁め一・二・三! ロマンブックス版/三八〇円|協奏曲 ロマンブックス版/三二〇円|灯のうるむ頃 ロマンブックス版/三六〇円|結婚 三八〇円|闇のよぶ声 六二〇円|うちの女房、うちの息子|ぼくたちの洋行
 最後の2点は『ぐうたら交友録』第5刷に同じで紹介文なく、その位置の上部に(仮題)とあって、そこから縦線を引き、下部に「48年刊行予定/   編集中」となっている。やはり単行本の定価が異なる。

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 事業仕分けが悪いだのという訳の分からぬTweetが拡散していて、本当にTwitterはアレだと思った。関係ない。
 官房長官が噴火予知に予算措置を組むとか言っているが、いくら観測の精度を上げても判断が出来なければ無駄である*1。それこそ仕分けした方が良い。そんな予算があるのなら入山規制を出しやすくして、その影響を受ける観光業者に規制による損失分を補填すれば良いだろう。
 観光業への配慮で軽々に規制が出せないという側面は、ない訳ではないと思う。しかし、こうなってしまった方が観光業への影響も大きいのだ。

*1:すぐに「予算」と云うのが官僚&政治家的発想だ。ところが、この思い付きに過ぎない発言が一人歩きを始めるから困る。官僚にとっては「予算」の獲得が手柄になるから、恰好の「予算」分捕りの口実として、喰い物にされてしまうのだ。