・第27巻
単行本第27巻の巻頭5頁が文庫版第16巻137頁。単行本第27巻182頁(文庫版第16巻314頁)から「第11章 紫の影」。単行本第27巻の巻末189頁は文庫版第16巻の巻末321頁。
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1983/11/01
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
・単行本第27巻101頁2コマめ「宮延」は文庫版第16巻233頁では「宮廷」と訂正されている。
・単行本第27巻104頁(文庫版第16巻236頁)3コマめ、アルディス(マヤ)の台詞に「母や祖父や叔父がお義姉さまにしたことを思えば」云々とあり、単行本第27巻118頁(文庫版第16巻250頁)1コマめのアルディス(マヤ)の台詞にも「父を殺し弟を矢で射て母や祖父や叔父を処刑したというのですか」云々とあるが、「叔父」ではなく「伯父」に訂正するべきである。すなわち、単行本第27巻43頁(文庫版第16巻175頁)5コマめ、オリゲルド(亜弓)がアルディス(マヤ)を虐めに来るシーンで、オリゲルドに従って来た法官らしき初老の男の台詞は、以下のようになっていた。男:「だが そなたの祖父ゴッドフリード伯とそなたの伯父であるハンス そなたの母のラグネイドの3人が/オリゲルドさま暗殺計画の首謀者なのだ/誓約書に署名した仲間の12人の貴族達はすでに自白」
さらに遡って、単行本第25巻152頁(文庫版第15巻226頁)1コマめ、王宮らしき場所でのゴッドフリード伯と息子ハンスとの会話を見てみよう。伯爵:「王妃処刑後 王の愛妾であった娘のラグネイドを正妃につけ/わしは国王の義父/ハンス おまえは国王の義兄」
息子:「しっ! 父上 誰がきいているかもしれません ご注意を」
ところで、ハンスの台詞は「誰かがきいて」か「誰がきいているとも」とするべきだろう。ちなみに国王の名前は単行本第25巻149頁(文庫版第15巻223頁)5コマめによると「ラストニア国王アードルフ一世」である。
その前の王妃カタジーナ(オリゲルドの母)の裁判のシーンでも、必死に抗弁する王妃の台詞のうち、単行本第25巻146頁(文庫版第15巻220頁)3コマめに以下のようにある。王妃:「これを誰がしくんだのかわかっています!/ラグネイド…! あの女がそうさせたのでしょう!/あの女とあの女の父と兄…/腹黒い男たち…」
2011年12月26日作成で2012年1月9日に保存したままになっている。恐らくこの記事を1月9日に分割し、その分割した記事を1月10日に掛けてさらに細分し、個々を膨らませるつもりでそのままになってしまったらしい。(以下続稿)