瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『黒鳥』(1)

・単行本

 未見。4月3日付「山岸凉子『ツタンカーメン』(09)」に示した花とゆめCOMICS『封印』①(第5刷)②(第2刷)のカバー表紙折返しの目録に「 ――白泉社レディースコミックス――黒鳥ブラック・スワン―」と見えていました。
白泉社文庫『黒鳥』
黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)

黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)

・一九九九年三月十七日初版発行(243頁)定価524円
・二〇〇一年二月二十日第七刷発行 定価524円
 カバー表紙は同じ。カラーイラストは7頁(頁付なし)に白黒印刷で上部に「黒鳥――ブラック・スワン――」の題を入れて収録されています。、
 カバー背表紙、最上部は白(0.3cm)以下は黒地(13.5×1.2cm)で、その上部に細い白線(1.0cm)があって明朝体太字白抜きで「黒鳥ブラック・スワン」、天から10.5cmのところにも細い白線(0.9cm)があってその下に明朝体太字白抜きで著者名、白線の上0.7cmのところに第七刷には細いゴシック体白抜きで小さく「や-1-15」とあるが初版にはありませんでした。黒地部分の最下部に「白」を図案化したマーク。その下は白地(0.8cm)で横並びで小さく「白 泉 社/文  庫」とあります。最下部は再び黒地(0.5cm)で白抜き横並びで「◆524」とあります。
 カバー裏表紙、左上のバーコード2つ、右上の1行めISBNコード(10桁)と2行めCコード等は一致。3行め、初版は「定価550円[本体524円]」でしたが第七刷は「定価[本体524円+税]」に変わっている*1。4行めに小さく「解説・林あまり」とあるのは一致。中央左のカラーイラストは61頁「貴船の道」の扉絵*2、その右にある標題と紹介文は一致。
 カバー表紙折返しも同じ。
 カバー裏表紙折返し、上部は黒、横組みで中央に「[白泉社文庫(…………好評既刊より…………) ]」とあって「山岸凉子の本|日出処の天子 |アラベスク |妖精王 |黒鳥 ブラック・スワン|」とあり、ほぼ同じ量の余白を挟んで下部に、初版は

|           最新刊           |
月の子MOON CHILD 7・8…………………………………清水玲子|
超少女明日香 3・4………………………………………和田慎二|
X Day/ムーン・ライディング………………………………三原順|
探偵ゲーム/月と博士…………………………………坂田靖子|
妖怪缶詰 全2巻…………………………………………魔夜峰央|
四月怪談…………………………………………………大島弓子|
黒鳥ブラック・スワン…………………………………山岸凉子|
ハムスターの研究レポート1…………………………大雪師走|

とあり*3、第七刷には

|           最新刊           |
パタリロ! 26・27………………………………………………魔夜峰央|
小さなお茶会 2………………………………………………猫十字社|
ツーリング・エクスプレス1・2………………………………河惣益巳|
ここはグリーン・ウッド1・2…………………………………那州雪絵|
パズルゲーム☆はいすくーる 2…………………………野間美由紀|
カラオケへ行こう……………………………………………酒井美羽|
アウトランダーズ1・2…………………………………………真鍋譲治|

とあります*4。(以下続稿)

*1:[ ]は文字囲の代用。

*2:61頁(白黒印刷)では上部にあった題は省略。

*3:4月29日追記】私の見た『日出処の天子』第一巻と第二巻の第二十六刷のカバーも同じ。

*4:4月20日追記】私の見た『日出処の天子』第二巻第二十四刷、第三巻第二十七刷のカバーも同じ。