瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『日出処の天子』(28)

あすかコミックス・スペシャル『山岸凉子全集』(4)
 カバー裏表紙折返しは私の見たものは各巻共通。白地に横組みで、赤の行書体で「あすかコミックススペシャ」金の明朝体で「山岸凉子全集」とあって、以下、黒で書目が列挙される。1行めは小さく○で囲われた●にゴシック体で巻数、但し算用数字は本体の頁付と同じ癖のある字体である。2行めは行書体で標題(と太字の巻数)。「●第1巻〜第8巻日出処の天子●第9巻/馬屋古女王/●第10巻〜第12巻アラベスク<第1部>●第13巻〜第15巻アラベスク<第2部>●第16巻/海の魚鱗宮/●第17巻/ゆうれい談/●第18巻〜第21巻/妖精王●第22巻/メタモルフォシス伝/●第23巻/ドリーム/●第24巻/パニュキス/●第25巻/グリーン・カーネーション●第26巻/天人唐草/●第27巻/クリスマス/●第28巻(初期作品集)/レフトアンドライト/●第29巻/ダフネー/●第30巻/愛天使セラピム●第31巻/黒のヘレネー/●第32巻/ひいなの埋葬」とある。
 この書目が本体奥付の裏から始まる目録に一部重なる。右上に半角で「あすかコミックス・スペシャル」と揚羽蝶のマーク、1頁に縦組みで5点ずつ。仕切は縦の6本の太線(14.2cm)で、本の紹介のある側に細い線があるが、中央やや上の登場人物のカット(1.6×1.7cm)で途切れており、カットの上が5.4cm、下は6.5cm。カットの上がゴシック体で標題で上に詰める。巻数は標題から離れてカットのすぐ上に全角で配される。カットの下はゴシック体で作者名「山岸 凉子」その下に明朝体4行(1行15字)の紹介文。
 書目は『山岸凉子全集』が多いが『山岸凉子全集』であることを示す記述はない。しかしながら一々書名を上げるのは面倒なので、以下全集の巻数を示して書名の紹介に代えた。振仮名は明朝体で「うまやこのひめみこ」「わだつみ・いろこのみや」「てんにんからくさ」「セラピム」に附されている。
・『1』 1頁め全集18〜22、2頁め全集23〜27、3頁め全集28〜32
・『2』 1頁め全集9〜13、2頁め全集14〜16・25・26、3頁め全集27〜31、4頁めと5頁めの右上は空白で「あすかコミックス・スペシャル」のマークがない。4頁めは「ヤマトタケル 山岸 凉子(原作・梅原 猛)」「私漫画  池田理代子」「美しの首  近藤ようこ」「水の蛇  近藤ようこ」「遠くにありて  ささや ななえ*1。5頁めは全て「竹宮 惠子」で「地球テラへ…  1(〜3)」と「アンドロメダストーリーズ  1(〜2)」
・『3』 1頁め全集18〜21・31
・『4』 1頁め全集9〜13、2頁め全集14〜18、3頁め全集19〜23、4頁め全集24〜28、5頁め全集29〜32と「ヤマトタケル
・『5』 目録なし
・『6』 1頁め全集9〜13、2頁め全集14〜16・25・26、3頁め全集29〜32と「ヤマトタケル」、4頁めは上部にマークと横組みで「あすかコミックス」とあって、山岸氏4点「時じく香の木の実」「わたしの人形は良い人形」「瑠璃の爪」「パエトーン」*2と竹宮氏の「地球テラへ…  1」。5頁めは上部に何もなく、「地球テラへ…  2(〜3)」と「アンドロメダストーリーズ  1(〜2)」の4点と「水の蛇  近藤ようこ」。
・『7』 1頁め全集9〜13、2頁め全集14〜18、3頁め全集19〜23、4頁め全集24〜28、5頁め全集29〜32と「>5:00〈P/M〉REVOLUTION  1□竹宮 惠子
・『8』 1頁め全集9〜13、2頁め全集14〜18、3頁め全集19〜23
 『8』は『7』の3頁めまでと一致。なお、同じ書目でもカットが差し替えられているものがある。(以下続稿)

*1:ルビ「しまんが」「いつく」。

*2:ルビ「とき・かく」「るり」。