瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『ヤマトタケル』(1)

 この下書き記事は2015年7月28日に登録・保存したままになっていた。最近、あすかコミックスの2冊本を借りる機会があったので四六判上製本と比較して記事にしようと思ったのだが、上製本を借りた図書館は今、ちょっと行くのが難しく、今でも通っている別の区の図書館に所蔵していることが分かったので先日借りに行ったのだが、前日にOPACで所蔵を確認したはずだのに、図書館に行くと棚にない。僅かの差で逃したかと思って、しかし一昨日改めて検索するに「開架」に「在架」と出る。以前検索してから1週間も経っていない。貸出期間2週間の図書館で、たまたま私が借りに行った頃だけ誰かが借りて1週間も経ずに、すぐに返してしまったと云うことなのだろうか。
 しかし今でも通っているとは云え、再々出向くことが出来る場所ではないので、上製本についてはダイアリーからブログへの移行を機に発掘したこの下書き記事を、差当り上げて置くこととしよう。

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 山岸凉子梅原猛<原作>ヤマトタケル
・四六判上製本(昭和63年1月1日初版発行・定価九八〇円・319頁)

ヤマトタケル

ヤマトタケル

 私の見た本には帯はない。書影の帯に隠れた部分は黄金色に染まる水面(池か沼)が描かれている。これは背表紙から裏表紙に掛けて続いており、水面は表紙右下隅から裏表紙左下部に掛けて斜めに、手前の岡に隠されている。
 巻末に「あすかコミックス・スペシャル」目録が4頁。5月16日付「山岸凉子『日出処の天子』(30)」で見た山岸凉子全集20『妖精王3』の巻末目録と比較しつつメモして置く。
 4頁めの1点め『海の魚鱗宮』までの16点は『山岸凉子全集』第16巻まで。残り4点は『山岸凉子全集』第24巻~第27巻。それぞれ4行の紹介文の下にゴシック体横組みで一々「B6判 定価490円」と入っている。1頁め1点めから2頁め3点めまでの『日出処の天子』はイラスト・紹介文同じ。1点め「日出処の天子    1」のみ振仮名「ひいづるところ  てん し」。2頁め4点め『馬屋古女王』は、山岸凉子全集20『妖精王3』には標題にのみ振仮名「うま や  この ひめ みこ」があるが、『ヤマトタケル』では紹介文の2行めにも振仮名「うまや このひめみこ」がある。2頁め5点めから3頁の5点は『アラベスク』。4頁めの5点のイラスト・紹介文は山岸凉子全集20『妖精王3』にあるものに同じ。 このカバー表紙は上製本1頁(頁付なし)の口絵カラーイラストを使用している。
ヤマトタケル (山岸凉子スペシャルセレクション)

ヤマトタケル (山岸凉子スペシャルセレクション)

 以上2点は未見。(以下続稿)