瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

チェーホフ『桜の園』の文庫本(4)

湯浅芳子訳(4)
 カバーについては、第46刷と第55刷の比較を3月7日付(1)にて済ませているので、第56刷について見ておく。
 折返しは第55刷に一致する。
 カバー背表紙も第55刷に一致していると思うのだが、私の見た本は最下部の数字が分類票貼付のため見えない。
 カバー表紙は同じ。前回、帯(第44刷)の紹介文を引用したので、参考までにゴシック体横組みの紹介文を引いて置こう。

外国生活/の憧れと/経済的行/きづまり/から,ラ/ネーフスカヤ夫人は5年ぶりに南ロシアの「桜/の園」に帰ってきたが,数々の思い出を秘めた/この園も,新しい所有者の手に委ねばならなか/った。当時の社会的変動を一荘園の生活に縮写/したこの戯曲には,滅びゆく時代への哀愁と新/しい時代への憧れが微妙に交りあい,チェーホ/フ(1860−1904)の白鳥の歌ともいわれている。


 カバー裏表紙は、左上にバーコード2つ「9784003262252/1910198002603」、右上1行めのISBNコードと2行めのCコードと「P260E」は第55刷に同じ。少し離れて3行め「定価260 円本体252円)」とある。中央の壺印は同じ。(以下続稿)