瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

Alexandre Dumas fils “La Dame aux Camélias” (1)

新潮文庫129『椿姫』デュマ・フィス/新庄嘉章 訳
①昭和二十五年十二月四日発行

椿姫 (1950年) (新潮文庫)

椿姫 (1950年) (新潮文庫)

②昭和四十一年二月十日二十二刷改版(335頁)
・昭和六十一年六月二十日五十八刷 定価320円*1
・昭和六十三年五月十日六十二刷 定価320円
椿姫 (新潮文庫)

椿姫 (新潮文庫)

・平成十年十月三十日七十九刷 定価476円
・平成十三年七月五日八十一刷 定価476円*2
・平成十五年四月二十五日八十三刷 定価476円*3
・平成十五年十一月二十日八十四刷 定価476円
③平成十六年九月二十日八十五刷改版(435頁)定価590円
・平成十七年十一月二十日八十七刷 定価590円
・平成十八年七月十五日八十八刷 定価590円*4
・平成二十九年二月十日九十五刷 定価630円*5
 ②のカバーは当初、新潮文庫の海外文学に共通のデザイン(日本文学とは色違い)であったが、途中でカバー表紙の地色が淡いViolet色、文字が濃いViolet色、カバー折返し、背表紙、裏表紙は白地に全て濃いViolet色で文字等が刷られた表紙に切り換えられている。③もこれを踏襲しており、カバー表紙・表紙折返しは一致する。
 『椿姫』の無声映画にまつわる怪談については、2016年5月2日付「幽霊弁士(1)」2016年5月5日付「幽霊弁士(2)」2016年5月6日付「幽霊弁士(3)」にまとめて置いた。映画は2015年7月8日付「正岡容『艶色落語講談鑑賞』(14)」に紹介したDVDに附録として収録されているのであるが、私には商品の眼目であるアメリカのトーキー映画よりもこの無声映画の方が印象が深いのであった。(以下続稿)

*1:12月24日追加。なお、書影の位置を②二十二刷改版の後から、前に移した。

*2:12月1日追加。

*3:7月14日追加。

*4:7月14日追加。

*5:9月20日追加。