瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

幸田文『父・こんなこと』(1)

新潮文庫899(1)
①昭和三十年十二月二十五日発行

父・こんなこと (1955年) (新潮文庫)

父・こんなこと (1955年) (新潮文庫)

②昭和四十二年六月十日十四刷改版(193頁)
・昭和五十七年十月三十日三十九刷 定価240円
・昭和五十八年六月十五日四十刷 定価240円*1
・平成八年三月五日五十七刷 定価350円
・平成八年七月二十五日五十八刷 定価350円
・平成十二年十二月二十日六十五刷 定価.362円*2
父・こんなこと (新潮文庫)

父・こんなこと (新潮文庫)

③平成十四年三月二十日六十六刷改版(234頁)定価400円*3
・平成十八年六月十五日七十二刷 定価400円
・平成十九年八月二十五日七十三刷 定価400円
・平成二十二年四月二十五日七十五刷 定価400円*4
・平成二十三年五月十五日七十六刷 定価400円
 まづ②のカバー(三十九刷・五十七刷・五十八刷)について。
 五十七刷と五十八刷のカバーは一致。
 三十九刷と五十七刷・五十八刷のカバー表紙は同じデザインだが、布地の色が三十九刷の方が赤みを帯びて見え、五十七刷・五十八刷はこれに比して白っぽい印象である。標題と著者名の配置は同じだが、五十七刷・五十八刷には最下部中央を長方形(0.5×2.3cm)に黒く布地の縦長の白丸に紛れないように潰して明朝体白抜きで「新潮文庫」と入れる。
 カバー背表紙は白地で、明朝体の上部の標題「父・こんなこと」と中央やや下の著者名「幸田 文」は一致、下部、三十九刷はゴシック体でやや小さく「新潮文庫〔草〕一一六 =1= 240」〔草〕は明朝体で山括弧は左右、=1=はやや小さくやはり横並び、最下部の定価も横並び。五十七刷・五十八刷は角丸の枠に「[こ 3 1]新潮文庫 360」定価の下に太線。
 カバー裏表紙、右上の紹介文は一致、三十九刷は上下に横線、五十七刷・五十八刷は上の横線が亡くなっており、左上にバーコード2つ「97841011160131910195003603」横線の上に「定価360円(本体350円)」。中央の横線の下、三十九刷は中央に葡萄マーク、五十七刷・五十八刷は左に「ISBN4-10-111601-6C0195 P360E」右に葡萄マーク、以下は余白。三十九刷は最下部に「ISBN4-10-111601-6 C0195 \240E 定価240円」この上、右詰めで明朝体でやや大きく「新 潮 文 庫」とある。
 カバー表紙折返し、右下に「題字 大石隆子」とあるのは一致。三十九刷は残りは余白、五十七刷・五十八刷は上部に著者の写真と略伝。
 カバー裏表紙折返しには横組みで、最下部に明朝体、三十九刷は左寄りに「カバー印刷 錦明印刷」のみ、五十七刷・五十八刷は右に「  デザイン 新潮社装幀室」が追加される。上部、三十九刷は左側にゴシック体で「〜〜新潮文庫〜〜/幸田 文の作品」少し空けて「父・こんなこと/流  れ  る/お と う と/黒  い  裾/北     愁」、五十七刷・五十八刷は明朝体で「―――新潮文庫―――/幸田文の本|」は「父・こんなこと/流れる/おとうと/闘/木」の5点。(以下続稿)

*1:2019年2月2日追加。

*2:12月14日追加。

*3:12月1日追加。

*4:11月6日追加。