瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

湯浅初江、もしくは湯浅初枝(5)

・『ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻 CD集 日本SP名盤復刻選集 Ⅳ』解説書(4)
 昨日の続き。
 濱田滋郎「【楽曲解説】」、64頁6~11行め「12.F.ジルヒャー(訳詞:近藤朔風):ローレライ(1837)」は作曲家と曲、訳詞者について簡単に説明している。
 新忠篤「復刻技術者からのコメント」は音楽家ごとに1行分空けて短評。183頁17行め~187頁14行め「CD3 日本人音楽家海外録音」の、186頁7行め「湯浅初江(ソプラノ)/ヴァルター・カール・マイツネル(ピアノ)」8行め、題と作曲家・訳詞者は明朝体12. [15]  F.ジルヒャー(訳詞:近藤朔風)ローレライ〈日本パーロフォン E15130〉(1929年ドイツ録音)」山括弧以下はゴシック体で小さい。9~11行め、ゴシック体細字で、

 1929年 (昭和4年) のドイツ録音。日本パーロフォンは1929年から1932年まで存在した会社。/ドイツ、フランスのオデオン録音やイギリスのパーロフォン録音の洋盤を発売していたが、クラシ/ックの日本録音もあった。これはドイツに出向いての録音。

とある。
 「ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集 復刻レコードデータ」は1頁めは5枚、2頁め以降は6点を表形式で示して行く。文字は全てゴシック体横組み、「CD3」は203頁2枠めから205頁まで、湯浅氏については205頁1枠め「曲名・演奏者・レコードNO.」欄には「F.ジルヒャー(訳詞:近藤朔風):ローレライ湯浅初江(ソプラノ)ヴァルター・カール・マイツネル(ピアノ)」右下に小さく「日本パーロフォン E15130」。次の「レーベル」欄に写真を示すので枠の幅はかなりある。レーベルの写真の下、ごく小さく「<12インチ盤 1面>」と添える。「マトリクスNO.」欄「2-117801」中央左寄せ、「録音」欄「1929年/ドイツ」中央揃え、「初発売」欄「1930年/10月」中央揃え。
 気になるのは「湯浅初江」とレーベルに印刷されているかどうかだが、11月15日付(2)にも触れたようにレーベル名と曲名以外は判読不能である。(以下続稿)