瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

『「超」怖い話』(12)

勁文社文庫21 Q-013『「超」怖い話』(2)
 昨日の続きで、勁文社文庫21版の『「超」怖い話』シリーズについて、今手許にある4冊、本書と『続「超」怖い話』『新「超」怖い話』『新「超」怖い話5』を比較しつつメモして置く。
 カバー裏表紙折返しは白地で、文字は全て横組みで、まづ小さく「編著者紹介」とあり、以下中央揃えで上下を「」で挟んで大きく明朝体太字で著者名、下に明朝体太字で「あんどうくんぺい」と読みを添える。

フリーライター。/1963年名古屋市生まれ。/現在、パソコンゲームのプロデュース・/シナリオを中心に活躍中。/1992年4月、愛車ルノー5の故障多発の/げん直しに、これまでの “薫平” の/ペンネームを “君平” に改める。/しかし故障はおさまらず。

とあって、下半分が奥付。青緑色の横線(5.0cm)5本に仕切って文字は左寄せ、1本めと2本め(1.0cm)の間に明朝体太字でやや大きく標題「「怖い話」、3本めとの間(0.5cm)にゴシック体で「定価560円(本体544円)」、4本めとの2行半収まりそうな間(1.0cm)に上に寄せて明朝体で「1993年6月1日 第1刷」とある。そして5本めとの間(1.7cm)に大きく「編著者………安藤君平/発行者………加納将光/発行所………株式会社勁文社」とある。
 1頁(頁付なし)は中央に黒の、右上~左下に長い、黒い楕円があって、横組み白抜きで上部にゴシック体でごく小さく「安藤君平/編著」、少し下に明朝体太字で「「怖い話」、下部にゴシック体で「勁文社文庫21TWEMTIETH-ONE」とあって、全面に大小の●を星空のように散らす。この柄は他の3冊も同じ。
 裏は白紙で3~5頁、安藤君平「まえがき」。ケイブンシャブックスを書き換えたものであることは既に触れたが、詳しくは次回に回す。
 6~10頁(頁付なし)「目 次」、11頁(頁付なし)第一章の扉、12頁から本文。これも詳しくは、次回、ケイブンシャブックスと比較しつつ述べることとする。頁付があるのは218頁までで、1頁白紙があってその裏、中央やや下寄りに「本書は一九九一年六月一日に小社より刊行されたものです。」の断り書き。他の3冊はここに執筆者の紹介があったが本書にはない。従ってカバー裏表紙折返しに紹介のあった安藤氏しか、執筆者のプロフィールが分からない。
 次いで奥付がある。これも他の3冊と同じレイアウトである、今、余裕がないので詳しくは他の3冊のどれかを取り上げる際に述べることとして、差し当たり異同だけ挙げて置くと、上部左寄りの標題「「超」怖い話」、レーベル名の下の整理番号「Q-013」、編著者名が「安藤君平」であること、最下部、横線(8.8cm)の下に小さく、左端に「©K.Ando 1993」と中央右寄りのISBNコード(カバー裏表紙に同じ)が異なる。なお「振替」番号の「東京9-13311」は『続「超」怖い話』『新「超」怖い話』は同じだが『新「超」怖い話5』は「00190-8-13311」に変わっている。最後に3頁分、1頁4点ずつの目録がある。各頁上部中央に横組み「勁文社文庫 21 好評発売中!!」21の下に「TWEMTIETH-ONE」とごく小さく添える。下部中央に明朝体横組みで小さく「※定価はすべて消費税込の表示です」とあり、その間を縦線(12.0cm)3本で仕切る。但し3頁めは左2点分空白で合計10点が紹介されている。どのような紹介になっているかは他の3冊にある本シリーズの紹介を取り上げて見ることとしよう。ここでは2頁め2点め、大神信一郎関ヶ原・智将の決断 戦国大名の生き残り戦術』と3点め、蔵間龍也大相撲を101倍楽しむ法』が、『続「超」怖い話』の奥付裏に1頁のみの目録の3点めと4点めに全く同じ内容で見えていることに触れるに止めて置こう。(以下続稿)