瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(61)中近世史

 中近世史としたが、何となく歴史を扱っているような本を纏めた。祖母は学術書を買うような人ではなく、学者の書いた本から作家、それから得体の知れない団体の纏めた雑学知識のような本まで買っているが、区別している余裕がないので一纏めにして置いた。
岩波新書(新赤版)277 高橋英夫西行1993年4月20日 第1刷発行・1993年5月14日 第2刷発行・定価563円・岩波書店・245+2頁

※ 帯あり「花を愛で,漂白の人生を送る・・・伝説の歌人の心に迫る!岩波新書/最新刊」裏表紙側折返しは『広辞苑』第四版の広告、『武家天皇』と色違い。
※ 栞あり「広辞苑 第四版」裏面「応病与薬  言葉散策[18]『広辞苑』によれば」番号は角が丸いに白抜き。
岩波新書(新赤版)286 今谷明武家天皇―王権をめぐる相剋―1993年6月21日 第1刷発行・定価563円・岩波書店・249頁※ 帯あり「天皇制はなぜ続いたのか?岩波新書/最新刊」書影に同じ
※ カバー表紙と扉は副題あり、カバー表紙折返しは副題末の「―」なし。カバー背表紙と奥付は標題のみ。裏表紙側折返しは『広辞苑』第四版の広告、『西行』と色違い。
※ 栞あり「広辞苑 第四版」裏面「応病与薬  言葉散策[18]『広辞苑』によれば」番号は角が丸いに白抜き。
文春文庫 編 2 19 文藝春秋編『江戸こぼれ話』1996年9月30日 第1刷・1996年11月15日 第3刷・定価408円・文藝春秋・239頁※ 帯あり、全体に黄緑色地(折返しは白地)で表紙側、上3行は書影に同じ、最後の1行は縦長でなく2行め3行めと同じ幅のゴシック体白抜きで「江戸時代にタイムスリップ!」とある。
※ 栞あり「文春文庫」

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 以上は昨年10月7日に作成した。『西行』はここに含めるべきでないかも知れないが、まぁ大体の振り分けである。もっと追加した上で投稿するつもりで、未だに追加の用意が出来ていないのだけれども、これから掘り出し次第、ここに追加して行くこととする。(以下続稿)
5月31日追加
講談社学術文庫1435 角田文衞『平家後抄(下)』2000年9月10日 第1刷発行・定価1350円・391頁

※ 帯・栞あり
 早くに持ち帰っていたのだが(上)を掘り出してからメモしようと思ってそのままになっていた。
8月1日追加】寝間の本棚より
中公新書608 阿部謹也網野善彦・石井 進・樺山紘一『中世の風景(上)昭和56年4月15日印刷・昭和56年4月25日発行・定価480円・中央公論社・246頁※ 帯、ビニールカバー
 ビニールカバーが撓む。(下)は同じ場所に見当たらなかった。
・中公文庫 M 152 村松剛『帝王後醍醐 「中世」の光と影昭和五十六年 四 月二十五日印刷・昭和五十六年 五 月 十 日発行・定価 五四〇円・中央公論社・494頁 中近世に限った本ではないが、序でに同じ辺りにあった同じ著者の本を取り上げて置こう。
・角川文庫4707/白 二一二2― 村松剛『死の日本文学史』昭和五十六年五月二十日 初版発行・定価490円・角川書店・459頁※ 栞あり「角川文庫」裏面は「サッポロ/ぐい生」のカラー広告。
 12~13頁に和紙に草の花「みやましやじん」を描いた栞が挟まる。
8月10日追加】寝間より
・徳間文庫 こ 36-1 小菅宏『「江戸」な生き方粋・意地・色の町人生活2008年1月15日 初刷・定価590円・徳間書店・261頁※ 帯あり「徳間文庫最 新 刊
2024年3月20日追加】今にして恐ろしく曖昧な分け方をしたものだと思う。しかし、全貌が分からなかった時期に、厳密に分類して一々記事にして行くと、1冊2冊の記事が何百も出来てしまって、そんなことでは整理が一向に進まないのではないか、と懸念したのである。今からすると、何を心配していたか分らない。毎日投稿すると云うノルマをも継続出来たろうし、時間に余裕があるとき既に投稿してしまったジャンルの本を適宜追加すれば良い。結局、ある程度の分量のものを毎日作り続けることになって疲れて、新稿も、旧稿への追加も滞らせてしまった。今、毎日投稿することを止したことで、やっと落ち着いてこうして追加出来るようになったのである。
講談社学術文庫1343 網野善彦『東と西の語る日本の歴史』1998年9月10日 第1刷発行・2004年6月25日 第17刷発行・定価1100円・340頁※ 帯あり「|学術の名著・名作|100
※ 栞あり「学術をポケットに
 この本は寝間にあったと思う。次の本も寝間にあったと思う。
光文社文庫|に|13-2 日本ペンクラブ 編『歴史の零れもの』1994年3月20日 初版1刷発行・1996年12月10日   3刷発行・定価583円・371頁※ 帯あり「読みだしたら/江戸時代 [[歴史時代小説フェア]]
 17人の作家・学者による文章を集めたアンソロジーでカバーと本体の表紙・背表紙、カバー裏表紙、1頁(頁付なし)扉そして奥付に「司馬遼太郎」とあるが、そこまで司馬氏を強調するのは如何なものか。祖母の蔵書には「歴史時代小説フェア」の帯がかかっているが小説ではなく14篇は室町時代から明治の歴史や人物で「読みだしたら江戸時代」と云う程江戸時代に偏していない。残りは China 2篇、中東とパリが1篇ずつ。371頁「*元本リスト」に拠ると16篇は単行本に収録されており、綱淵謙錠大岡忠相」のみ「山岡荘八全集(講談社)の月報 1984・5・15」に拠っている。しかし第何巻なのか書いて欲しいところである。
2024年3月26日追加】寝間の隅の小簞笥の下より。
・中公文庫 い 8 7『忠臣蔵と日本の仇討』1999年3月3日印刷・1999年3月18日発行・定価629円・中央公論新社・299頁※ 帯あり「今月の新刊」
 先にメモしてもう処分してしまった上記『歴史の零れもの』と同様のアンソロジーでカバー及び本体の表紙・背表紙、1頁(頁付なし)扉、そして帯の裏表紙側及び裏表紙側返しに「池波正太郎」とあるが、池波氏は9~170頁「第一部 元禄仇討事件」9人9篇、171~281頁「第二部 日本の仇討」8人8篇のうちの巻頭の1篇のみ。しかしこちらは編者も示されておらず解説もない。298~299頁「〈初出一覧〉」によれば第一部は「中央公論社『歴史と人物』昭和46年12月号」、第二部は「同昭和56年11月号」からの再録で、282~297頁、川口素生「「忠臣蔵」関係人物事典」のみ、3~5頁(頁付なし)「目次」に1行分空けて5頁9行め「〈付〉「忠臣蔵」関係人物事典」と別になっているように「書下ろし」である。
2024年3月29日追加】廊下の物入れの右側、1段めか2段めより。
戦国史新聞編纂委員会 編『乱世をスクープ! 戦国史新聞』平成8年10月30日第1刷発行・定価1262円・日本文芸社・223頁・B5判上製本※ 帯あり