瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(129)戸板康二②

 先に招んだ若手の古本屋は戸板氏の本に見向きもしなかったが、後で招んだベテランの方は戸板康二上製本の単行本を全て取ってくれた。並製本は取らなかった。文庫本は手に取りもしなかった。
=寝間の押入れ
=寝間の本棚
=居間の隅の9段の簞笥の7段め
=客間のクローゼット左側2段め
=客間のクローゼット右側3段め
 文庫本は一旦持ち帰って入力したので、昨日の小説以外の著作とは整理の仕方が違っている。
・『團十郎切腹事件 雅楽探偵譚Ⅰ昭和52年9月30日 第1刷発行・¥1,400・立風書房・四六判上製本函入 

※ 青い函に黄緑色の帯
・『奈落殺人事件 雅楽探偵譚Ⅱ昭和52年10月30日 第1刷発行・¥ 1,400・立風書房・四六判上製本函入 
※ 赤茶色の函に朱色の帯
 寝間の押入れの襖を開けたところ、何かの紙箱の上に2冊あった。うっかり頁数を控えるのを忘れていた。後日図書館蔵書で補って置くこととする。
・『孤独な女優』昭和五二年四月一六日第一刷発行・1000円・講談社・302頁・四六判上製本 
※ 帯あり、恐らく書影に同じ
・『浪子のハンカチ』昭和五十四年六月三十日 初版発行・990円・角川書店・263頁・四六判上製本 
 本体背表紙・カバー表紙・カバー背表紙・扉には「明治大正名作異聞」の副題がある。
講談社文庫 と 2 1『小説・江戸歌舞伎秘話』昭和52年12月15日第1刷発行・昭和54年2月28日第2刷発行・460円・457頁 
 後述『グリーン車の子供』よりも早い刷なのに現行のカバーになっており、『グリーン車の子供』の裏表紙折返しにあった「A438」と云う番号がなく著者別の整理番号のみになっている。
集英社文庫147|A『黒い鳥』昭和57年7月25日 第1刷・定価280円・259頁 
 ISBNコードなし。
講談社文庫59|2/AX237『グリーン車の子供』昭和57年8月15日第1刷発行・定価380円・303頁 
 前出『小説・江戸歌舞伎秘話』より後の刷だがカバーは現行のレイアウトではなくカバー背表紙は黒地でカバー裏表紙は白地、下部にISBNコード表示、但し前月刊行の『黒い鳥』のカバーにはISBNコード表示なし。本書のカバーも若干遅れるか?
・文春文庫292-4『あどけない女優』1985年6月25日 第1刷・定価340円・文藝春秋・285頁 
※ 帯あり「今月の新刊」
河出文庫 207 A『塗りつぶした顔』昭和六十二年五月二十五日 初版印刷・昭和六十二年六月 四 日 初版発行・定価 480 円・289頁 
※ 帯あり「今月の新刊」
 もう1冊も手許にない。しかし、面白そうだとは思ったが残したところで読む暇もなさそうだ。(以下続稿)