瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(128)戸板康二①

 戸板康二の本は以前論文を書くのに使ったこともあり、残して置いても良いかと思って新しい本から持ち帰っていたのだが、祖母はエッセイ・小説ともに愛読していてかなりの数があった。図書館で用が足りることも確かである。そこで思い切って処分することにして、単行本は持ち帰らなかった。持ち帰っている文庫本も順次新古書店に持ち込むつもりである。
 祖母宅のあちこちにあって、メモもあちこちに分散している。まだあると思うが無理に探さずに取り敢えず投稿して置く。順次追加して行く形で、後に追記するのではなく挿入する形で、次第次第に纏めて行こうと思っている。
 仏間の硝子棚に何冊かあった。
・『元禄小袖からミニ・スカートまで日本のファッション・300年絵巻昭和47年11月13日  1刷・650円・サンケイ新聞社出版局・254頁・B6判並製本

・中公文庫M63-3『物語近代日本女優史』昭和五十八年 九 月二十五日印刷・和五十八年 十 月 十 日発行・定価 四八〇円・中央公論社・360頁※ 帯あり「中公文庫の新刊」
・文春文庫292―7『泣きどころ人物誌』1987年11月10日 第1刷・定価360円・文藝春秋・269頁※ 帯あり「今月の新刊」
・『あの人この人 昭和人物誌一九九三年六月二十五日 第一刷・定価1456円・文藝春秋・357頁・四六判上製本※ 帯あり、恐らく書影と同じ
 文庫版が客間のクローゼット左側1段めにあった。
・文春文庫 と 2 12『あの人この人 昭和人物誌1996年11月10日 第1刷・定価505円・文藝春秋・413頁※ 帯あり「文春文庫・今月の新刊」書影に同じ
※ 栞あり「文春文庫」
 次の本もクローゼット左側1段め。
・『旅の衣は』昭和五十九年七月二十日第一刷・定価  一〇〇〇円・駸々堂出版・185頁・四六判上製本※ 帯あり、恐らく書影に同じ
 以下の本は客間のクローゼット右側3段め、これらは大部分ベテランの古本屋に取ってもらった。
・『むかしの歌』昭和五十三年十二月四日 第一刷発行・定価―九八〇円・講談社・287頁・四六判上製本・『名セリフ言語学昭和五十八年十月十日第一刷発行・定 価 九〇〇円・駸々堂出版・171頁・四六判上製本※ 帯あり(茶色)
・『新々 ちょっといい話』一九八四年二月五日   第一刷・定価 九五〇円・文藝春秋・317頁・四六判並製本 客間のクローゼット右側2段め、
・中公文庫 M63『歌舞伎十八番昭和五十二年十二月二十五日印刷・昭和五十三年 一 月 十 日発行・¥280・中央公論社226・文春文庫292―5松井須磨子 女優の愛と死1986年1月25日 第1刷・定価380円・文藝春秋・259頁*1
※ 帯あり「今月の新刊」
 これは客間のクローゼット右側1段め、翻訳小説を中心に20~30冊収まっていた紙袋に入っていた。
 寝間の本棚にも何冊か。
小学館創造選書『歌舞伎輪講昭和55年5月1日  第1版第1刷発行・昭和55年7月1日  第1版第2刷発行・定価 880円・238頁・四六判並製本
※ カバーの上に横縞のビニールカバー掛かる。
 カバー表紙・カバー背表紙・本体表紙・本体背表紙・扉には戸板氏の名前しかないが、1頁(頁付なし)中扉「戸板康二小泉喜美子/フランシス・コナー」3名連名、カバー裏表紙折返しに3名の顔写真入り紹介。
・『歌舞伎 ちょっといい話』平成五年十一月三十日 第一刷発行・定価1748円・オリジン社(発売元/主婦の友社)・383頁・四六判上製本※ 帯あり(金地)
 小説については次回に回すこととする。(以下続稿)
2024年2月25日追記】早い時期に持ち出して何処にあったか分からないものの中に(寝間であろうと思うのだけれども)1冊あった。
・文春文庫 と 10『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ1994年10月10日 第1刷・定価621円・文藝春秋・565頁※ 帯あり「今月の新刊」
 538~539頁の間に(財)日本聖書協会の紐付きの栞挟まる。539頁側に「◆世界の花/カトレア(コロンビア共和国)*2」カラーイラスト、538頁側は緑色単色で「レインボウ・キャンペーン1989―1996」南米の地図に「コロンビア共和国」の位置。

*1:2023年8月18日追加。

*2:◆は白の×で4つに分割。