瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

森満喜子「濤江介正近」拾遺(04)

 昨日の続き。
②『沖田総司抄』
 私が見たのはカバー裏表紙に「6025」とある「受入」票が貼付されている第七刷のみである。
 そこで2023年12月24日付「森満喜子「濤江介正近」(16)」に上げた第三刷と第五刷のオークションサイトの画像も参照している。
 本書の著者略歴は先の記事に引用して検討しているが、ここに改めて異同のみ確認して置くと、第五刷(1976.10.15)になかった『沖田総司落花抄』が第七刷(1977.11.5)に追加されていること、そして「現住所」が第五刷「大牟田市浄真町136の2」第七刷「熊本県荒尾市下井手188」第三刷(1974.9.20)はオークションサイトの画像に著者略歴の部分がない。下部の異同はそれぞれの発行日、「発行者」が第三刷「菅 貞人」第五刷・第七刷「菅 英志」、第三刷「振替東京一五一六四三」第五刷・第七刷「振替東京六―一五一六四三」、「製本所」が第三刷・第七刷「大 観 社」第五刷「美 成 社」。第七刷は定価の記載がない(空白だがやや詰まる)こと。
 奥付裏、角の丸い四角い枠(下辺を切って「新人物往来社」と入れる)内を縦線3本で仕切って4点、その上にゴシック体横組みで「全ての沖田総司ファンに捧げる」と題して、1点め「沖 田 総 司 大内美予子著  〈4 6 判980 円〉」として明朝体でごく小さく3行(1行25字)の紹介文を添える。2点めは「沖 田 総 司 拾 遺 大内美予子著」3点め「沖 田 総 司 哀 歌 森 満喜子著」4点め「沖田総司のすべて 新人物往来社」で判型と定価(半角分の細さでやや右に寄る)は同じ。④『定本 沖田総司――おもかげ抄』第四刷(1978.2.25)の最後の頁にあるものがは定価の数字が左に寄るがほぼ一致。③『沖田総司幻歌』第一刷(1974.11.15)にも同じ目録があるが定価が全て「850円」で小さすぎず左右に寄ったりもしていなかった*1。③『沖田総司幻歌』第二刷(1976.10.15)は全て「980円」だが算用数字が②第七刷より大きく細いゴシック体で見易くなっている。 ⑶ 新人物往来社編『沖田総司の世界』第五刷(1976.11.10)の最後の頁にあるものは記載内容は③第二刷に同じだが定価の数字がゴシック体ではなく明朝体で、かつ字間を少々空けてある。⑦『遙かなる沖田総司』第一刷(1979.10.25)の奥付裏から5頁ある目録の4頁め、記載内容は③第二刷に同じだがゴシック体の定価の数字は割書の「4 6 判」の数字と同じ大きさで「円」まで同じ長さに収まっている。
 カバー裏表紙、左下、やや小さいゴシック体の13桁の数字に続いて第三刷「 890円」第七刷「 定価 980 円」。
 カバー裏表紙折返しは「|新人物往来社があなたに贈る/沖田総司シリーズ|」と題する目録が、沖田総司関連書が充実するとともに載るようになり、点数が次第に増え表示形式が若干変わったりしつつ⑦『遙かなる沖田総司』第一刷まで載っている。
 この目録については、ここに纏めてメモして置くことにする。
 第七刷は13点、表示の仕方は昨日見た①『沖田総司哀歌』第三刷の「新選組シリーズ」に同じく、明朝体太字の標題の上にゴシック体で小さく著者、副題があれば下に明朝体で小さく添える。以上は左詰めで、定価はゴシック体で小さく右詰めで揃える。ここでは煩を厭って著者・標題・定価の順に記載内容を並べるのみにする。「大内美予子著 沖 田 総 司 980円/森満喜子著 沖田総司抄 980円/新人物往来社編 沖田総司の世界 980円/新人物往来社編 沖田総司のすべて 980円/大内美予子著 沖田総司拾遺 980円/森満喜子著 沖田総司哀歌 980円/新人物往来社編 沖田総司に捧げるバラード 1200円/森満喜子著 沖田総司幻歌 980円/平石純子著 沖田総司を紀行する 1200円/今川徳三著 考証沖田総司 1200円/林栄太郎著 知られざる沖田総司 1300円/山根貞男著 映像の沖田総司 1200円/森満喜子著 定本沖田総司―おもかげ抄― 1200円」で下に2冊分くらいの余白。
 ③『沖田総司幻歌』第一刷(1974.11.15)は10点で②第七刷よりもゆったりと組まれている。「大内美予子著 沖 田 総 司 850円/森満喜子著 沖田総司抄 890円/新人物往来社編 沖田総司の世界 950円/新人物往来社編 沖田総司のすべて 850円/大内美予子著 沖田総司拾遺 850円/森満喜子著 沖田総司哀歌 850円/新人物往来社編 沖田総司に捧げるバラード 1200円/今川徳三著 考証・沖田総司 1200円/平石純子著 沖田総司を紀行する 1200円/森満喜子著 沖田総司幻歌 980円」下に3点分の余白。10点全て②第七刷に見えるが7点めまでは順序も一致する。但し6点めまでは定価が異なる。
 ③『沖田総司幻歌』第二刷(1976.10.15)⑤『沖田総司落花抄』第一刷(1977.5.20)①『沖田総司哀歌』第十刷(1977.11.25)は15点で一致、12点めまでは②第七刷に一致、以下「滝口康彦石沢英太郎・古川薫著 沖田総司剣と愛と死 1200円/森満喜子著 定本沖田総司―おもかげ抄― 1200円/新人物往来社編 〈完全/複製〉沖田総司土方歳三の手紙 2500円」。
 この後、少し表示の仕方を変える。明朝体太字の標題の上に明朝体で小さく、左詰めで著者、そこから右詰めの定価まで線を引っ張る*2。これで点数が更に増えて文字が小さくなり行間が詰まっても、見易くなると云う計算だったようだ。
 ④『定本 沖田総司――おもかげ抄』第四刷(1978.2.25)は15点、「大内美予子著―980円 沖 田 総 司/森満喜子著―980円 沖田総司抄/新人物往来社編―980円 沖田総司の世界/新人物往来社編―980円 沖田総司のすべて/大内美予子著―980円 沖田総司拾遺/森満喜子著―980円 沖田総司哀歌/新人物往来社編―1,200円 沖田総司に捧げるバラード/森満喜子著―980円 沖田総司幻歌/平石純子著―1,200円 沖田総司を紀行する/山根貞男著―1,200円 映像の沖田総司/森満喜子著―1200円 定本沖田総司―おもかげ抄―新人物往来社編―2,500円 〈完全/複製〉沖田総司土方歳三の手紙/森満喜子著―980円 沖田総司落花抄/童門冬二著―980円 沖田総司血涙録/広瀬仁紀著―980円 沖田総司恋唄」。⑶『沖田総司の世界』第五刷(1976.11.10)も一致するだが、昭和52年(1977)刊行の⑤『沖田総司落花抄』や『沖田総司血涙録』『沖田総司恋唄』が載っているから、1年ほど後に定価の改定等の理由によりカバーを掛け替えたものと思われるのである*3
 更に表示の仕方を変えて明朝体太字の標題の下にゴシック体で小さく、左詰めで著者、そこから右詰めの定価まで線を引っ張ったものがある。⑥『小説 沖田総司』(1978.6.25)は17点、「沖田総司 大内美予子著―980円/沖田総司抄 森満喜子著―980円/沖田総司の世界 新人物往来社編―980円/沖田総司の謎 菊地明著―1200円/小説沖田総司 森満喜子著―1200円/沖田総司のすべて 新人物往来社編―980円/沖田総司拾遺 大内美予子著―980円/沖田総司哀歌 森満喜子著―980円/沖田総司に捧げるバラード 新人物往来社編―1200円/沖田総司幻歌 森満喜子著―980円/沖田総司を紀行する 平石純子著―1200円/考証沖田総司 今川徳三著―1200円/知られざる沖田総司 林栄太郎著―1300円/映像の沖田総司 山根貞男著―1200円/沖田総司剣と愛と死 滝口康彦石沢英太郎・古川薫著―1200円/定本沖田総司―おもかげ抄― 森満喜子著―1200円/〈完全/複製〉沖田総司土方歳三の手紙 新人物往来社編―2500円」。⑦『遙かなる沖田総司』第一版(1979.10.25)は11点めまでと13点めは⑥に同じ、12点め「沖田総司落花抄 森満喜子著―980円」14点め「沖田総司青春譜 菊地明著―1300円」の2点が新たな追加、以下の3点は⑥の16・17・14点めの順に並んでいる。(以下続稿)

*1:2月16日追記】②本書の第一刷(1973.12.15)はこれに一致。

*2:線の長さを再現しても仕方がないので一律「―」にした。

*3:カバー裏表紙に「6025」とある「受入」票が貼付されている。