・通の行く旅(ブルーガイド)発行所 有楽出版社/発売所 実業之日本社
『古都の風情がいまに残る 鎌倉の小径、うら路、かくれ道』*1(1998年3月10日初版発行・定価1,700円・159頁)。このシリーズは、この他にも何冊か出ている。
鎌倉の小径、うら路、かくれ道―古都の風情がいまに残る (通の行く旅)
- 出版社/メーカー: 有楽出版社
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
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「若宮大路」11〜30頁、「金沢街道」31〜46頁、「源氏山・今小路」47〜66頁、「扇ケ谷」67〜78頁、「北鎌倉」79〜102頁、「鎌倉宮」103〜114頁、「材木座・大町」115〜130頁、「長谷・由比ヶ浜」131〜147頁、に分けられ、それぞれ1頁めは扉、次いで4頁分「小径、うら路、かくれ道」を辿るルート紹介、残りはエリア内の主要な寺社を1頁、あまり知られていない寺社や史跡・施設を半頁で写真入り・割合詳しい説明文入りで紹介し、最後に「SHOP GUIDE」として数頁、エリア内の名店がそれぞれ半頁ずつ、やはり写真入りで紹介されている*2。
「光触寺」は39頁(全頁)に紹介されている。次に、24行ある説明文の12〜15行目の1段落を引いて置く。
本堂右の祠には、塩嘗地蔵が六地蔵とともにまつられています。この変わった名前は、朝、塩売りが商いの成功を祈って塩を供えると、帰りにはなかったとの故事に由来します。*3
頁の左上に塩嘗地蔵の写真(2.6×2.6cm)が掲載されている。なお「金沢街道」の32〜35頁に「塩の道と伝説の古道歩き」という散歩ルート紹介が載るが、そこでも34〜35頁に光触寺と塩嘗地蔵に触れた一段がある。
次第に街道には山里の気配が漂い、光触寺、十二所神社あたりには茅葺き屋根の家も散見します。塩嘗地蔵で有名な光触寺こそ、塩(以上34頁)の道、金沢街道の原点ともいうべき寺。街道へは山門右の路地を抜けて出られます。*4