瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

塩嘗地蔵(017)

・花紀行シリーズ山と溪谷社)A5判、縦書き、カバー。

花紀行 鎌倉花の名所12カ月 (花紀行)

花紀行 鎌倉花の名所12カ月 (花紀行)

入江織美 編・榊原透雄 写真『鎌倉花の名所12カ月(花紀行)』(2005年2月初版第1刷・定価1400円・183頁)。176頁まではオールカラー。扉、目次に次いで、4〜12頁に地図、13〜24頁が特集「東慶寺の四季」、以下「早春」1月・2月・3月「春から初夏」4月・5月「夏」6月・7月・8月「秋から冬」9月・10月・11月・12月、と部立てして、最も少ない2月は「ウメ」のみ(32〜39頁)、最も多い4月(52〜103頁)は、頁数も最も多い「サクラ」(52〜69頁)を始め14種。だいたい1頁に「××寺の△△」と、寺社名+花の名(△△)が、半ば以上は写真で紹介され、時に見開きもあり、また3段組にして1頁に3ヶ所を紹介した頁もある。
 光触寺は88頁(4月|フジ)に「光触寺の藤 鎌倉宮・金沢街道」として紹介されている。藤棚の写真のみで建物の写真もないが、3段落の本文の3段めに、以下の通り。

 光触寺は塩嘗地蔵と、身代わりに頬を焼かせたという頬焼阿弥陀阿弥陀如来)で知られる寺。塩嘗地蔵は、昔、六浦の塩が鎌倉に運ばれていた金沢街道沿いにあった。塩売りが毎朝地蔵に塩を供えたところ帰りにはなくなっていたという。*1


 地蔵の方がメインのような紹介になっている。

*1:ルビ「しおなめ・ほおやけ」。