あるっく社編集部 編集のガイドブックは、『横浜・鎌倉(歩く地図 Nippon 5)』を10月15日付「鎌倉の案内書(11)」と6月29日付「塩嘗地蔵(003)」で、『鎌倉・横浜(たびんぐ⑤)』を7月17日付「塩嘗地蔵(019)」で紹介したが、それ以前のものを見たので紹介して置きたい。
・歩く地図S⑦『鎌倉・横浜』B6判並製本カバー。オールカラー、横組み。
- 作者: あるっく社編集部
- 出版社/メーカー: あるっく社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
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編集――あるっく社編集部/発行所――株式会社あるっく社/発売所――株式会社山と溪谷社。定価951円・159頁。
カバー裏表紙にはシリーズの目録が掲載されており、「①北海道」から「(25)沖縄・南西諸島」までは北から南へ並んでいるが、最後は「(26)大阪」である。カバー裏表紙折返しには「JGUIDE」の広告があり、「①北海道」から「(28)沖縄」で「⑳大阪」もきちんと配列されているが、まだ全巻揃っておらず②④⑫⑮⑰(21)(25)(27)の8点は載っていない。「⑧鎌倉」は未見。『鎌倉 江の島、三浦半島(JGUIDE21⑥)』は7月19日付「塩嘗地蔵(021)」で紹介した。
カバー折返しは「主なさくいん」で40箇所が挙がる。光触寺や塩嘗地蔵は挙がっていない。158〜159頁「さくいん」には「光触寺」は挙がっている。
6頁までは頁付なし。1頁「CONTENTS」2〜3頁「鎌倉・横浜全図」は左が上(北)の地図、4〜5頁「さくいん全図」は同じ範囲で図中に27箇所の頁数が示されている。鎌倉は全体が「鎌倉|15」とのみで「鎌倉さくいん次頁参照」となっている。6〜7頁「鎌倉さくいん図」で57箇所の頁数が示され、一番右(東)に「光触寺|45」も見える。8頁の左側に「地図凡例」と「イラスト地図凡例」、右側に「この本の使い方」。
「鎌倉」9〜84頁、「横浜」85〜128頁、「資料編」129〜159頁。
「光触寺」45頁右側、35〜45頁「二階堂・十二所」の最後にある。本当の最後じゃなくて最後の5行、「明王院・本堂」の写真を挟んで「十二所神社」の記述があるのだけれども。
まず交通について1行、境内について4行の説明があり「……本堂……の前の右側に塩嘗地蔵と呼ぶ石仏もまつられている。*1」と見える。それから拝観について2行、「歴史●」3行、「阿弥陀三尊像●」5行、そして最後の5行を引用する。
塩嘗地蔵●六浦の塩売りが鎌倉へ行く時/に供えた塩が、帰りになくなっているの/で、地蔵さんが嘗めたといわれるように/なった。今も商売繁盛にあやかろうと塩/を供える人が絶えない。*2