瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

塩嘗地蔵(043)

・「歩いてます」シリーズ(発売 人文社/発行 タナック)並製本、オールカラー、横組み、21.0×13.8cm。
『鎌倉歩いてます』(2006年7月発行・定価1,300円・127頁)

鎌倉歩いてます―鎌倉歩き18コース 人気エリア・鎌倉 今昔携帯地図付

鎌倉歩いてます―鎌倉歩き18コース 人気エリア・鎌倉 今昔携帯地図付

 背表紙には「鎌倉歩き18コース 鎌倉歩いてます 人気エリア・鎌倉今昔携帯地図付」とある。
 「歩いてます」シリーズという表示はないのだが「鎌倉」以前に3冊刊行されており、シリーズといってしまって良いだろう。
京都歩いてます

京都歩いてます

関東歩いてます―関東全35エリア

関東歩いてます―関東全35エリア

東京横浜歩いてます

東京横浜歩いてます

 amazonの詳細ページにて、書影をクリックすると「クリックなか見!検索」で目次なども閲覧出来るので、内容については簡略に済ませたいが、紹介した寺社や店の全てに写真を添えるなど写真も多く、表紙に「全て詳細地図付/迷わず歩ける/18コース」と謳っているように、コース図が見開きで大きく、見やすい。図の右上に「歩いて5分の距離」を目安として示しているのも親切である。
 光触寺は50〜55頁「もっと鎌倉/金沢街道を朝比奈切通しへ」に紹介されている。杉本観音バス停から朝比奈バス停までのコースで、54〜55頁の見開き地図「十二所・朝比奈」には、卍光触寺(55頁)に「∴塩嘗地蔵∴頬焼阿弥陀」と注記がある。51頁は4つの寺社が紹介されているが、光触寺は右上、11行の説明文と塩嘗地蔵と参道の写真が掲載されている。最初の4行を引用してみよう。

六浦からの物資が行き交っていた金/沢街道沿いにある。中でも重要な塩/を扱う商人が供えた初穂の塩を嘗め/たという塩嘗地蔵や、信心深い法師/……


 以下、頬焼阿弥陀の説明が7行めまで、残りは境内について。
 表紙に「人気エリア・鎌倉今昔/携帯地図/とじ込み」とある、付録の地図(40×60cm)は表が観光スポットを網羅した「鎌倉人気エリア」、裏が歴史解説の「鎌倉今昔地図」で、ともに縮尺は1:11,650。図の範囲は南北は同じ幅だが、東西は表の方が西、裏が東に広くなっている(1.5cmのズレ)。光触寺には、表には「塩嘗地蔵頬焼阿弥陀〉」、裏には「頬焼阿弥陀塩嘗地蔵」の順で注記されている。