美内すずえ『ガラスの仮面』（22）

　文庫版第7巻の続き。単行本第12巻の書影はまだ示していなかった。

作者: 美内すずえ
出版社/メーカー: 白泉社
発売日: 1979/08/01
メディア: コミック
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・単行本第12巻40頁4コマめ、サリバン（姫川歌子）の台詞の前半「たった一つの言葉であんたはその手に世界を握りしめることができるんだわ！…！」とある。文庫版第7巻198頁もそのまま。
・単行本第12巻56頁3コマめ、青木麗の台詞のうち「ちよっと」は、文庫版第7巻214頁でも訂正されていない。
・単行本第12巻103頁（文庫版第7巻261頁）5コマめ、ここは11月17日付（18）で問題にした単行本第11巻169頁（文庫版第7巻147頁）5コマめのアニー・サリバン（姫川歌子）の台詞が、今度はマヤを相手にして演じられているが、「憐れみですって!?　この暴君にですか？／家中がこの子の気まぐれにふりまわされているんです！／この子がしたいと思ってできなかったことがなにかありますか!?」となっている。疑問符・感嘆符の処理はこの方が良い。ちなみに先の引用には最初の一言がなかったが、これは単行本第11巻169頁（文庫版第7巻147頁）4コマめに単独で「憐れみですって！」と入っている。

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『ガラスの仮面第8巻炎のエチュード②（白泉社文庫）』（一九九四年六月二十二日初版発行・一九九六年十一月二十五日第十四刷発行・定価563円・白泉社・317頁）