『ガラスの仮面』は次は単行本第15巻ということになるのだが、メモはあるが借りられなかったために、今、文庫版との対照が出来ない。
やっと単行本第27巻まで読んだ。そして、なんだか疲れてきた。第32巻まで借りているが、どうも画風に抵抗を覚えるようになった。登場人物たちの成長に伴っての変化でもあるのだが、どうも苦手なのである。そして、やっぱり気になるのだが、白目の多用は、如何なものか。衝撃を受けたり役柄に入り込んでしまって、本人の理性を一時的に放擲したために、視線に焦点が定まらなくなっている、という記号としての白目なんだろうけど。一ツ星学園高等部の演劇部長のように、ずっと白目という人物もいるけれども。そう言えば、月影先生は登場した頃から「もう長くない」みたいなことを言いながら、結構しっかりなすっていて、老けるでもない。何歳なんだろう? そのことなら、単行本第32巻174〜175頁の「劇団オンディーヌの小野寺理事」の老けぶりには驚いた。単行本第27巻に登場したとき(128・131・167頁など)よりも皺が増え、そして眉毛が二倍くらい太くなっている。
それはともかく、「Yohoo!知恵袋」でも2010年4月6日付でパロディによくある「白目+おそろしい子!」というのは実は本家には存在しないのではないか、という指摘がなされていたが、確かに真澄様が白目になる以前は、こんなに白目になっていなかった。
話を戻すが、第28巻以降をぱらぱらと眺めていて、マヤと真澄の間がベタな展開になるのも、ちょっとおっさんには耐えられそうにない。表紙だけ示して置こう。
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1984/03/24
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1984/08/01
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1985/02/01
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
という訳で、単行本第15巻は借りて後に書くことにして、単行本第16巻について、さらに続きの巻について、先に済ませて置くことにしたい。(以下続稿)