瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

角川文庫の『伊勢物語』(2)

・角川文庫466(2)
 この二十三版に、Amazonの書影と同じものもある。すなわちこの二十三版の段階で「角川日本古典文庫」から「角川文庫ソフィア」へと模様替えになってカバーも掛け替わったようだが、カバー裏表紙は新旧のカバーとも同じで、白地に左上にバーコード2つ、右上にISBNコード/Cコード・定価。
 カバー裏表紙折返しは五版と二十三版の2種とも同じで、白地に左下に明朝体で小さく「カバー 暁印刷」、右下にKBマーク。
 カバー表紙折返しの上部の本書の紹介文は同文。下部に五版は雑誌「野性時代」の広告、二十三版の古いカバーは雑誌「俳句」「短歌」「俳句研究」の広告、新しいカバーには広告はなく余白になっている。
 二十三版の新しいカバーの背表紙は淡い桃色地の中央部に「新版 伊勢物語」4つ葉のクローバーに濃い桃色の「Sophia 5」その下に「石田穣二訳注」、下部に「|Y-5」その下に濃い桃色の角切短冊型に白抜きで「角川文庫ソフィア」とあり、その下に「640」と定価。
 奥付は組み直されている。五版は匡郭(11.6×7.4cm)の四隅が切れている。二十三版は匡郭(11.7×7.6cm)が繋がっている。匡郭内の上部の子持枠に標題を示すが、五版は枠(4.6×4.9cm)の四隅が切れている。二十三版の枠(4.6×5.0cm)は繋がっている。
 奥付の裏は角川源義「角川文庫の発刊に際して」で匡郭は四周双辺。これも組み直されているが、五版は匡郭(11.2×7.0cm)の四隅が切れている。二十三版は匡郭(11.2×7.5cm)が繋がっている。
 五版は「角川文庫目録」が4頁、(1)頁は「日本古典(黄帯)1982年7月」、(2)〜(4)頁「現代日本文学(緑帯)1982年7月」、次に「角川文庫 最新刊」、1頁10点ずつで(35)頁(36)頁。
 二十三版、以下1頁6点ずつの目録で「角川文庫ベストセラー」が7頁、「角川文庫最新刊」7頁。