・角川文庫466(1)
石田穣二 訳注『新版 伊勢物語』角川書店・336頁
新版 伊勢物語 付現代語訳 (角川ソフィア文庫 (SP5))
- 作者: 石田穣二
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 1979/11/16
- メディア: 文庫
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・昭和五十四年十一月三十日初版発行(336頁)
・昭和五十八年五月三十日五版発行 定価420円
・昭和六十二年五月二十日十一版発行 定価460円*1
・平成七年六月十日二十三版発行 定価621円
・平成十七年五月二十五日三十八版発行 定価620円*2
本体は同じ、カバーと奥付から後が違う。二十三版には2種類のカバーがある。
Amazon詳細ページを見るに、上に貼り付けた書影の他に、2種類のカバーがカスタマーイメージとして挙がっている。
この、奈良絵本だか絵巻だかの絵を使用しているカバー表紙は、下部中央に写真にそのまま「角川文庫」の文字を入れているものが古い。私の手許にあるのは五版。カバー背表紙は白地に「新版 伊勢物語 付現代語訳 石田穣二訳注 角川文庫 黄 五 ―1 ― 420」、裏表紙も白地で最下部左寄りに「定価420円 0193-400501-0946(0)」とある。
この表紙が今私の手許にある二十三版まで同じなのだが、二十三版ではカバー表紙の下部中央を長方形に白く抜いて、こそに2行に「角川日本/古典文庫」と入れている。背表紙は水色地に最上部に鳳凰のマーク、「Y-5|640 新版伊勢物語 付 現代語訳」標題のみ太字の明朝体で他はゴシック体、中央やや下に太字の明朝体で「石田譲二訳注」、下部にゴシック体で「角川日本古典文庫」とある。
なお、この表紙を何から採ったのかどこにも説明がない。左上の山の上に「やうになん/ありける」、右下の旅装の僧侶の下に「すきやうしや」、その左の狩衣の若い男の下に「なりひら」とある。第九段、東下りの駿河国の場面である。(以下続稿)
*1:2014年6月6日追加。2014年6月6日付(3)に五版と比較して置いた。