・『影を踏まれた女』(1)
・光文社文庫(光文社時代小説文庫)
『影を踏まれた女 岡本綺堂怪談集』昭和63年10月20日初版第1刷発行・定価427円・285頁。
カバー背表紙、黒地に白抜きで上部に「お|6-8|440 岡本綺堂*1」中央に「影を踏まれた女〈岡本綺堂/怪談集 〉」下部に「光文社小説文庫」とKOBUNSHABUNKOマーク。
カバー表紙、最上部緑色地に「光 文 社 時 代 小 説 文 庫」その下、青地に黄色の明朝体の斜体で「影を踏まれた女」その下に白抜きゴシック体で「岡本綺堂怪談集岡本綺堂*2」その下が装画で誰もいない江戸らしき街路に月夜らしく影が差した娘の後ろ姿。左下に黄色のKOBUNSHAマークと「光文社」の文字。
カバー裏表紙、上部に、上に0.6×8.6cm、下に0.5×8.6cmの緑色の長方形、ともに白抜きで上のものには「光 文 社 時 代 小 説 文 庫」下のものには右寄せで「光文社」とある。この間(4.2cm)に横組み、ゴシック体で標題と著者名*3、明朝体で4行の紹介文「秋の月が鮮やかに冴え渡る宵、子供たちは往来で/歌いはやしながら影を踏んで遊ぶ。糸屋の娘おせきは、影を踏まれて以来、自分の影を映し出すものすべてを/恐れるようになった(影を踏まれた女)。十五編を収録。」その下に2行【著者略歴】。中央やや下に1行にISBNコードとCコードと「P440E 定価440円」定価のすぐ下に「(本体427円)」。私の見た本はカバー折返しが切除されている。
1頁(頁付なし)扉に横書きで「光文社文庫/岡本綺堂怪談集/影を踏まれた女/岡本綺堂*4/KOBUNSHAマーク」下部に「光文社」、3〜4頁(頁付なし)に目次、5頁(頁付なし)「青蛙堂鬼談」の扉、7頁から本文で216頁まで。1頁17行、1行42字。217頁(頁付なし)は「近代異妖編」の扉、219頁から本文で280頁まで。281〜285頁都筑道夫「解説」。頁付があるのはここまでで、その次に「初出誌一覧」、ついで奥付、裏に光文社文庫編集部「お願い」。最後に「◆ 光文社文庫 目録 ◆」3段組、1段に20点で8頁。
・光文社文庫(光文社時代小説文庫)新装版
- 作者: 岡本綺堂
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/05/11
- メディア: 文庫
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Amazon詳細ページの書影には帯がかかっているが、私の見る本は図書館蔵書だから、もちろん帯は外されている。光文社時代小説文庫の旧版と現行の新装版とは、2011年1月8日付「「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(04) 」で触れたように『白髪鬼』を見たことがあった。
カバー表紙、左上に縦組みで小さく「新装版」として白抜きの標題、右上に横組みで著者名、その下に「Okamoto Kidō Kaidan Collection/【怪談コレクション】」。
カバー背表紙、黒地に白抜きで、上部「お|6-22|\571 岡本綺堂*5」中央に標題、その下に小さく[新装版]、下部に「光文社時代小説文庫」とKOBUNSHABUNKOマーク。
カバー裏表紙、左上にバーコード2つ、その下に「岡本綺堂」の写真、右上、横組みで「影を踏まれた女[新装版]/岡本綺堂」*6と題して明朝体12行(1行14行)の紹介文で、同じように表題作の紹介が主だが、旧版よりも詳細になっている。その下に横線があって、ISBNコード/Cコードと「\571E」/「定価(本体571円+税)」その下に横線。
カバー表紙折返し、上部に「岡本綺堂(おかもと きどう)」と題して明朝体横組み10行(1行16字)の紹介文、下部に「カバーデザイン 郄林昭太」とある。
カバー裏表紙折返し、上部に「光文社時代小説文庫絶賛発売中! /[ 岡本綺堂 傑作群 ]」として「●白髪鬼/●江戸情話集/●中国怪奇小説集|●半七捕物帳[新装版]全六巻/●影を踏まれた女[新装版]」*7左下に小さく「カバー印刷 豊国印刷」。
1頁(頁付なし)扉に横書きで「光文社文庫/【怪談コレクション】/影を踏まれた女/新装版/岡本綺堂*8/KOBUNSHAマーク」下部に「光文社」、レイアウトは旧版と同じ、3〜4頁(頁付なし)に目次でこれもレイアウトは旧版に同じだが組み直されており、ルビも増やされている。異同は、各作品の頁数が違うのと最後「解 説 都筑道夫 二八一*9」が「解 説 都筑道夫……………三一四/解 題 縄田一男……………三二〇*10」になっていること。5頁(頁付なし)「青蛙堂鬼談」の扉、7頁から本文で242頁まで。1頁16行、1行39字。243頁(頁付なし)は「近代異妖編」の扉、245頁から本文で313頁まで。314〜319頁都筑道夫「解説」、320〜327頁縄田一男「改題」。頁付があるのはここまでで、その次に「初出誌一覧」でこれは旧版と同版のように見える。1頁白紙があって「差別的と思われる表現」についての(編集部)の断り書、ついで奥付、裏に光文社文庫編集部「お願い」。最後に目録4頁、まず「光文社文庫 好評既刊」の2段組の目録、1段に17点で2頁、「佐伯泰英の時代小説2大シリーズ」1頁、「大好評! 光文社文庫の2大捕物帳」1頁、岡本綺堂『半七捕物帳』と都筑道夫〈なめくじ長屋捕物さわぎ〉。(以下続稿)