瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

「新潮社の辞典!」の広告(5)

新潮文庫2202『小泉八雲集』二十五刷(昭和六十三年五月十五日)定価440円*1
 初めに予測可能だったことながら、
3月26日付(2)野菊の墓』八十四刷(昭和五十九年五月三十日)定価200円
3月27日付(3)野菊の墓』九十三刷(平成二年一月二十日)定価233円
 この2点の間に挟まるべきものを見付けてしまった。
 そこで、どうするかだが、番号をずらすことにした。従って、3月27日付(3)をに、3月28日付(4)にする。言及する場合は番号ではなく日付に拠ることとする。
匡郭12.0×6.0cm、上部に楷書体横組み「新潮社の辞典 」。4点で標題は極太ゴシック体、仕切の縦線は長さ10.6cm。右から「〈増補/改訂〉新潮日本文学辞典」題の左にゴシック体太字で「二〇年ぶりの改訂新版  〈編集〉山本健吉・小田切進ほか」とあり、題の下に縦組みで4行、ゴシック体で「古典から現代まで、日本文学のす/べて二六二七項目を一冊に集約 /読みやすいA5判で一七五六頁。/定価6500円  カタログ進呈」最後の1行は丸ゴシック体太字。3月27日付(3)に挙げたものと比較するに、項目数は同じだが頁数が12頁少ない。以下の3点は3月27日付(2)にほぼ同じ。すなわち「新潮世界美術辞典」題の左にゴシック体太字で「日本で最初の一冊本 美術エンサイクロペディア」とあり、題の下に縦組みで4行、3行はゴシック体で「日本・東洋・西洋――総項目数一/万七千  先史から現代まで、世/界中の美術の全領域を網羅  」最後の1行は丸ゴシック体太字で「定価19000円 カタログ進呈」とある。その次に「新潮現代国語辞典」題の左にゴシック体太字で「《編修》山田俊雄築島裕・白藤禮幸・奥田勲」、題の下にゴシック体で「外来語も漢字項目も豊富な七万七/千語――適切な使い方を明治以来/の実際の文例で示し、難読語は索/引で引ける。  定価2000円」定価のみ丸ゴシック体太字。最後に「〈新装/改訂〉新潮国語辞典〈現代語/古 語〉」、題の左に「《監修》久松潜一 《編修》山田俊雄築島裕小林芳規」、題の下にゴシック体で「十三万八千語を一冊に収めた本格/国語辞典。古語については実際の/用例を豊富に収める。判型・活字拡/大の新装改訂版。定価3500円」やはり定価が丸ゴシック体太字*2。(以下続稿)
新潮文庫880『野菊の墓』八十八刷(昭和六十一年五月三日)定価200円*3
新潮文庫571『人形の家』六十五刷(昭和六十一年六月二十日)定価200円*4
新潮文庫1597『自負と偏見(上)』三十九刷(昭和六十三年三月五日)定価320円*5
新潮文庫2406『かもめのジョナサン』三十刷(昭和六十三年三月十五日)定価400円*6
新潮文庫259『小川未明童話集』六十刷(昭和六十三年四月十日)定価280円*7
新潮文庫129『椿姫』六十二刷(昭和六十三年五月十日)定価320円*8
新潮文庫2045『カルメン』二十一刷(昭和六十三年五月十日)定価360円*9
新潮文庫2770『お笑いを一席』十八刷(昭和六十三年七月二月五日)定価320円*10
新潮文庫2004『レベッカ(上)』三十五刷(平成元年二月十五日)定価440円*11
新潮文庫2005『レベッカ(下)』三十五刷(平成元年二月十五日)定価520円*12
2014年1月25日追記
 その後、匡郭が若干狭く(11.9×5.9cm)、定価を抜いたものを見た。
新潮文庫4272『江戸アルキ帖』(平成元年四月二十五日発行)定価621円
新潮文庫1895『李陵・山月記(平成二年五月二十五日四十五刷)定価233円*13
 消費税導入に伴う定価改定を見越して、定価を抜いたものを作っていたのだろう*14。「カタログ進呈」は上に詰めている。
 これはの微修正と見なして、別に項目を立てずにここに含めて置く。番号を打つとすれば⑤’となろうか*15

*1:2015年4月23日追記】当初としていたが2015年4月23日付(7)に述べたような理由でに改めた。しかしながら以下の記述に見える番号は(変更すると際限がなくなる可能性もあるので)当初のままにして置いた。従ってこの記事に取り上げたものの番号はのつもりで読まれたい。当該記事の番号が現在どうなっているかはそれぞれの記事について確認されたい。【2015年6月4日追記2015年6月4日付(8)に述べた理由によりに改めた。【2024年3月19日追記2024年3月19日付(10)に述べたような事情で⑤としていた番号を⑥に改めた。

*2:2017年7月17日追記】紹介文の末尾「新装新訂版。」となっていたのを訂正した。【2024年5月6日追記】標題をゴシック体にするのを忘れていたのを修正。

*3:2017年6月3日追加。但し右半分が切除されている。なお2012年12月9日付「伊藤左千夫『野菊の墓』(2)」の2017年6月3日追記を参照のこと。【2017年7月17日追記】「八十八刷」の「刷」を補った。

*4:2024年5月6日追加。

*5:2024年5月6日追加。

*6:2024年5月6日追加。

*7:2017年6月3日追加。

*8:2017年7月17日追加。

*9:2017年4月23日追加。

*10:2016年12月21日追加。「昭和五十六年 九 月二十五日 発  行」282頁。カバー表紙折返しは右下に「カバー 山藤章二」のみ。

*11:2023年8月1日追加。

*12:2023年8月1日追加。

*13:2017年7月21日追加。

*14:2017年7月21日追記】こう書いていたが、別に消費税導入前の本体に掛かっていたのを見た訳ではないし、仮に消費税導入前の本体に掛かっていたとしても、消費税導入後に掛け替えただけだろうから「見越して」と云うことにはならないはずである。

*15:2017年7月21日追記】この段落の丸数字のみのままであったが、に改めた。