瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

赤いマント(85)

小沢信男「わたしの赤マント」校異(2)
 昨日の続きで、泰明小学校の同級生の川端氏からの電話について。
・【15】160下22「ずいぶん暫く。」→16頁1「ずいぶんしばらく。」
・【16】161上2「空いてる」→16頁2「あいてる」
・【17】161上5「隅っこで、」→16頁4「すみっこで、」
・【18】161上11「事でしょう。」→16頁8「ことでしょう。」
・【19】161上15「全く」→16頁10「まったく」
・【20】161上20「ぶっ潰して」→16頁13「ぶっつぶして」
・【21】161上20〜21「ひっくり返/して」→16頁13〜14「ひっくり/かえして」
・【22】161下5「お互いに。」→16頁18「おたがいに。」
・【23】161下10「子供の時」→16頁21「子供のとき」
・【24】161下11「くだらない事からは」→17頁1「くだらないことからは」
・【25】161下20「出たんですよ、」→17頁6「でたんですよ、」
・【26】162上4「こんな事も」→17頁10「こんなことも」
・【27】162上7〜8「それが翌日に問題になっ/た。」→17頁12「それが翌日の問題になった。」
・【28】162上12「出てきそうでさぁ。」→17頁14〜15「でてきそうで/さぁ。」
・【29】162上14「なにしろ今や噂の」→17頁15〜16「なにしろい/まや噂の」
・【30】162上15「来るんじゃないか」→17頁16「くるんじゃないか」
・【31】162上16「あの頃は今ほど」→17頁17「あの頃はいまほど」
・【32】162上17「今だって」→17頁17〜18「いまだって」
・【33】162上21「そんな事が」→17頁20「そんなことが」
・【34】162下3「あの頃は、」→18頁1「あのころは、」
・【35】162下9「あずき婆ァが来たのねえ、」→18頁5「あずき婆ァがきたのねえ、」
・【36】162下18〜19「言っても/さ、」→18頁10「いってもさ、」
・【37】162下22「出たもんで、」→18頁12「でたもんで、」
 異同を拾うのは草臥れる作業で、今日見た部分は【27】の助詞の異同を除いて漢字を平仮名に開いたものばかりでした。もう少し意味のありそうな書き換えが見つかるまで続けたかったのですが、なかなかそう上手くは行かないもので、川端氏の電話もまだこれで3分の1です。……こんなものを上げても仕方がないと思う一方、折角拾ったのだから何の参考にもならぬでしょうけれども、上げて置く次第です。それから、一旦公開にしてから気付いたのですが『コレクション 戦争×文学』での位置を添え忘れていましたが、今回のところは示すに及ばないでしょう。疲れましたので寝ます。(以下続稿)