瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

遠藤周作『ぐうたら生活入門』(3)

・新書判上製本(2)
 この版の書影は標題で画像検索してもヒットしない。
 カバーは横縞模様を摺り出したクリーム色地で、カバー表紙の文字は横組みで、左上に大きく著者名を金で、中央やや上に縦長の明朝体太字で「ぐうたら生活/入門」と中央揃え、その上に小さく「Endō Shūsaku 」、さらにその上、「たら生活」の上に左手で頭を支えつつ横になる河馬のイラストが灰色の太線で描かれている。
 カバー背表紙は明朝体太字で、上部に金色で標題、中央やや下に灰色で著者名、下部に小さく、黒の楕円にゴシック体白抜きで「角川書店」、そのすぐ下にさらに小さい●に白抜き「P」。
 カバー裏表紙、左上にバーコード2つ「9784048833813/1910095010008」、右上に「ISBN4-04-883381-2/C0095 P1000E」1行分空けてゴシック体で「定価1000円(本体971円)」。
 カバー折返しには何も刷られていない。
 見返しはクリーム色の上質紙の遊紙があって、次に白の上質紙の扉、印刷は全て金(光沢なし)で、カバー表紙と同じ著者名と河馬のイラスト、著者名のアルファベット(イタリック)表記、標題が中央やや上にカバーより縮小されて集められ、その下、中央やや下に横長の楕円にゴシック体白抜き「角川書店」。
 1頁(頁付なし)扉は縦組みで上部に明朝体太字で標題、下部にゴシック体で著者名、その間を縦線で繋ぐ。
 2〜3頁(頁付なし)北杜夫「狐狸庵山人」。
 4頁(頁付なし)下部中央に明朝体で小さく「  装幀 菊地信義/カバー画 野村俊夫」河馬のイラストがカバー画である。
 5頁(頁付なし)「目 次」の扉、6〜7頁(頁付なし)目次。
 9頁から本文で193頁まで。「目次」にも出ていないが角川文庫2851にあった「あとがき」が収録されていない。
 その次の頁は中央下詰め縦組みで明朝体「本書は、昭和四十六年十二月に刊行された角川文庫の新装版です。」とある。
 次に横組みの奥付。
 奥付の裏、上部に「half serious人生、面白半分が、いちばん、いい。」とあって、吉行淳之介『軽薄のすすめ』安岡章太郎『なまけものの思想』遠藤周作『ぐうたら生活入門』の3点の広告。簡単な紹介文があっていづれも「定価一〇〇〇円」、下部に「角川書店の人生論新書判セミハード装」とある。
 このうち『なまけものの思想』の書影が表示出来るので貼って置く。

なまけものの思想

なまけものの思想

 さらに1頁4点の四六判の小説・エッセイの広告が2頁ある。(以下続稿)