瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

遠藤周作『ぐうたら生活入門』(2)

・角川文庫2851(2)
 Amazon詳細ページのなか見!検索にて、七十三版(昭和四十六年十二月三十日初版発行・平成十一年五月三十日七十三版発行・定価420円)の背表紙を除くカバーと、目次や奥付などを閲覧出来る。カバー表紙と表紙折返しは六十八版に同じ。
 カバー裏表紙、中央のゴシック体縦組み11行の紹介文は同じ。左上のバーコード1つめ(下1桁は「4」)と右上のISBNコード(下1桁は「-0」。)は同じ。バーコード2つめは六十八版「1910195003900」七十三版「1920195004203」、右上の2行め、六十八版は「C0195 P390E 定価390円」定価の下に小さく「(本体379円)」とある。七十三版は2行め「C0195 \420E」3行め「定価:本体420円(税別)」。
 カバー裏表紙折返し、六十八版は横組みで、上部にゴシック体で中央揃えで「角川文庫遠藤周作作品集」で「海と毒薬 おバカさん/ヘチマくん 闇のよぶ声/恋愛とは何か ぐうたら生活入門/火山 現代の快人物/古今百馬鹿 黒ん坊/ぐうたら会話集第1集 ぐうたら会話集第2集/ぐうたら会話集第3集 わが青春に悔いあり/狐型狸型 ぐうたら漫談集/灯のうるむ頃 観客席から/天使 宿敵(上)(下)」標題は7字分だが字間は詰めて入力した。それより字数の多いものは縦長で横幅のない活字で詰めている。最下部に左寄りに明朝体で小さく「カバー 暁美術印刷」、右下にKBマーク。
 七十三版は上部に縦組みで「角川文庫●遠藤周作の本――――」●は○で囲われている。そして明朝体で「海と毒薬/おバカさん/闇のよぶ声/恋愛とは何か/ぐうたら生活入門/わが青春に悔いあり―狐狸庵閑話―/ヘチマくん/ぐうたら漫談集/灯のうるむ頃/天使」以上1段め、2段めは「宿敵()()/心の海を探る」。最下部左寄りに明朝体横組みで小さく「カバー 泉文社◇」◇に「R」、右下にKBマーク。
 1頁(頁付なし)扉、3頁は北杜夫「狐狸庵山人」という戯文。5〜7頁「目 次」。
 9頁(頁付なし)中扉に標題、11〜194頁が本文、1篇が6〜8頁で27篇。195頁は著者「あとがき」で「一九七一年十二月」付。
 雑誌連載らしいのだが、北氏の文章にも著者の「あとがき」にも、角川文庫に先行するものについての説明がない。196頁に「遠藤周作」の紹介。
 奥付、裏は「角川文庫発刊に際して」、最後に目録が10頁、9頁めまでは「角川文庫ベストセラー」、10頁めは「角川文庫最新刊」で、明朝体で大きく標題、下部にゴシック体の著者名と明朝体1行10字で3行の紹介文。(以下続稿)