瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『ツタンカーメン』(10)

・潮漫画文庫(2)カバー
 3月1日付(02)に示した文庫版のカバー表紙ですが、左端に横転したアルファベットで「Tutankhamen/Ryoko Yamagishi」、背表紙は黒地に行書体太字白抜きで上部に標題、下部に明朝体太字白抜きで作者名、最下部には小さく「潮漫画文庫 571」とあります。
 カバー裏表紙、左上のバーコード1つめ、第1巻「9784267016448」第2巻「9784267016455」第3巻「9784267016462」、2つめは「1920179005714」。右上の1行め、第1巻「ISBN4-267-01644-5」の如くバーコード1つめの下10桁のうち下1桁が異なっており、第2巻「-3」第3巻「-1」。2行めは「C0179 \571E」、3行めは明朝体で「定価:[本体571円]」すぐ下にゴシック体で小さく「消費税が別に加算されます」、5行め明朝体太字「潮出版社」。
 中央左に、以下のようなカラーイラスト(4.0×3.1cm)があります。
・第1巻 単行本第3巻7頁(文庫版第2巻146頁)右下、左手にウアス杖、右手にアンクを持つホルスの上半身。
・第2巻 単行本第3巻7頁(文庫版第2巻146頁)左下、両手にそれぞれ小さな壺を捧げ持った女性の上半身。
・第3巻 単行本第3巻6頁右上、左手に神像の如き物を捧げ持った男性(王?)の上半身。下部には小さく、中央にスカラベ、左右にそれを礼拝するらしき女性。
 3月4日付(05)に指摘したように、文庫版には単行本第3巻6頁は収録されていません。かつ、左下部にハワード・カーターの頭部が重なっているので、そこのところは補筆(もしくは左右対称なので反転させて複写)したのでありましょう。
 その下は同じ横幅の黒の長方形(5.7×3.1cm)。
 中央の右に行書体太字で標題と巻があり*1その下に二重線(4.7cm)があって、その下に明朝体の紹介文。第1巻は、

汝 我を見よ
汝 我を掘り起こし とくと見よ
我は汝を王と成さしめる者なり――
考古局査察官 ハワード・カーターの夢に/現れた 金のサンダルをはいた男とは!?
神秘の発掘ロマン!!

とあり、第2巻は、

わたしの眼*2を手放すな――
ハワード・カーターにウジャトを手渡した/サンダルの人物。彼を見かけると、そこには/いつもカーが立っていた。
カーとあの不思議な人物との繋がりは!?
神秘の発掘ロマン!!

とあり、第3巻には、

汝 我を掘り起こし とくと我を見よ――
王家の谷の発掘権を手放そうとするカーナ/ボン卿。最後のシーズンに賭けるハワード・/カーターの目の前を山犬アヌビスを連れた/カーが通り過ぎていく!?
神秘の発掘ロマン!!

とあります。
 カバー折返し、表紙折返しは右側が表紙の続きで、最上部は白。裏表紙折返しは左と上が白で、大部分は黒、縦14.1cmで、横はどちらかが6.9cmでもう一方が6.8cm。
 表紙折返しには作者の紹介文が縦組み白抜きで入ります。上部に明朝体太字で作者名、二重線(7.3cm)があって、

9月24日 北海道札幌市に生まれる
1969年「レフト&ライト」でデビュー
1983年「日出処の天子」で講談社漫画賞受賞
      代表作に「アラベスク」「妖精王」「ツタンカーメン
     「青青の時代」「白眼子」など多数

とあります。
 裏表紙折返しは上部に縦組み白抜きで、ゴシック体で「既刊大好評発売中!!」二重線(7.4cm)があって、明朝体で「山岸凉子の本/「ツタンカーメン」全4巻/「鬼」全1巻/「青青(あお)の時代」全4巻/「白眼子」全1巻」と、第2巻と第3巻はここまでだが第1巻のみ続いて「潮漫画文庫/「ツタンカーメン」第1巻」の2行があります。第2巻・第3巻にこれがないのは、わざわざ添える必要がないと判断したのでしょう。(以下続稿)

*1:カバー表紙のものを横組みにして縮小。

*2:ルビ「ウジャト」。