瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

大島弓子『グーグーだって猫である』(6)

 6月7日付(2)の続きで、単行本『グーグーだって猫である』と角川文庫15181『グーグーだって猫である1』の比較。
 アート紙のカラー扉、単行本は6月10日付(5)に記述した。文庫版は中央に単行本カバー背表紙と同じ縦組みの標題、「グーグー」の2つめの長音符のところに横組みのフランス語、カバー表紙にあるものよりも若干大きい。フランス語の下、標題の「だって猫で」の「で」の半分までの左側に、カバー表紙と同じ縦長の楕円があって虹色の横縞、縦に「 大島弓子」番号と作者名の間に横組みで小さく「O-SHIMA 」その右・楕円の外に「Yumiko 」があって最後の「o 」は標題の「っ」の書き出しの左に位置する。最下部中央に文庫版カバー表紙にあるのと同じ横組みの「kadokawa bunko 角川文庫 」、左下にカバー表紙のカラーイラストが縮小されて入る。
 扉の裏は白地で何も印刷されていないのは単行本・文庫版に共通。
 1頁(頁付なし)は単色の扉、これも単行本のものは6月10日付(5)に少し触れたが、薄い灰色で大きく上部に「大島」下部に「弓子」その間に横組み4行、1行めカバー表紙と同じ標題、2行めはフランス語が濃い灰色で、3行めカバー表紙右下及びカラー扉上部と同じ作者名のアルファベットが薄い灰色で、4行めは、カバー表紙最下部右側とカラー扉中央左にある筆記体風の黒で極小さい「Kadokawa Shoten」である。そして「弓子」の間に濃い灰色のゴシック体縦組みで「角  川  書  店」とある。
 文庫版は角川文庫の扉で単郭(11.6×7.6cm)内上部にある子持枠(4.5×4.9cm)に横組み中央揃えで、上部に「グーグーだって猫である 1/大島弓子」、下部に翼を拡げて脚を揃えた鳳凰に「角川文庫15181」。
 2〜5頁(頁付なし)「目次」、文庫版は単行本をそのまま縮小。(以下続稿)