瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

宮澤賢治の文庫本(13)

新潮文庫1481『風の又三郎』(1)
・昭和三十六年七月二十五日発行(252頁)

風の又三郎 (新潮文庫 み 2-1)

風の又三郎 (新潮文庫 み 2-1)

・昭和五十六年四月二十五日三十八刷 定価240円
 新潮文庫4191『新編 風の又三郎』については、2015年8月22日付(06)にカバーを、2015年8月23日付(07)に収録作品を見た。
 「新編」を冠する以前の新潮文庫1481は、カバー表紙の絵は同じで、横組みで上部に明朝体太字白抜きの標題と著者名、最下部右に明朝体白抜きで「新 潮 文 庫」とある。
 カバー背表紙は藍色地に白抜きで、上部に標題「風 の 又 三 郎」、中央やや下に著者名、ここまでは明朝体、下部にゴシック体で「新潮文庫〔草〕 九二A  240」〔草〕は明朝体で小さく横並び。
 カバー裏表紙、上部と中央やや上に横線(9.4cm)があって、その間(6.6cm)右側に明朝体横組みの紹介文、

谷川の岸の小学校に風のように現わ/れ、風のように去っていった転校生/の少年に対する子供たちの親しみと/恐れのいりまじった気持を生き生き/と描く表題作。他に、東京の若い二/人の紳士が狩りに行き、動物にしか/えしをされる『注文の多い料理店』、/映画館でセロを弾くゴーシュが音楽/家として成長していく過程を感動的/に描く『セロ弾きのゴーシュ』など/著者の代表的な童話11編を収録。


 2本めの横線の下、中央に葡萄マーク。最下部左にゴシック体で小さく「0193-109201-3162」右に「¥ 240」とある。
 カバー表紙折返しは右下に明朝体縦組み「カバー 加山又造」。
 カバー裏表紙折返し、上部やや左寄りにゴシック体横組みで「〜〜新潮文庫〜〜/宮沢賢治の作品風の又三郎銀河鉄道の夜宮沢賢治詩集」とあって、2〜3行めの間は広く、3〜5行めの間は詰まっている。最下部やや左寄りに明朝体横組みでごく小さく「カバー印刷 錦明印刷」とある。(以下続稿)