瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

手塚治虫『ブラック・ジャック』(7)

大林宣彦監督『瞳の中の訪問者』(7)
 ここで映画の出演者の年齢を確認して置こう。
 主役の小森千晶を演じた片平なぎさ(1959.7.12生)は公開当時18歳。
 チーム&ルーム・メイト南部京子を演じた志穂美悦子(1955.10.29生)は公開当時22歳。映画では同学年のようである。
 テニス部員・照子を演じた久木田美弥(1961.5.2生)は公開当時16歳。同じく明美を演じたいけだひろこは他に映画・TVドラマ出演歴がない。同じく洋子を演じた三谷晃代(1959.10.8生)は公開当時18歳で、同じく千恵を演じた大槻純子とともに昭和54年(1979)1月から昭和55年(1980)7月に掛けて放映されたTVドラマ「燃えろアタック」に、舞台となった白富士学園高校バレー部の部員として出演している。
 手術後にテニスの試合で対戦するダブルスの相手、松原愛と宮子昌代は『HOUSE/ハウス』のガリとスウィートである。この試合で疑問だったのは、ここで決めれば勝てる、と云う場面で、また千晶が青マントの男の幻影を見てミスして、逆転負けしてしまうのだが、小森・南部組のアドヴァンテージがなくなってデュースになるだけだから、1度のミスで勝利を逃して負けになるのは、変である。ちなみにこの試合の審判は、監督の大林宣彦(1938.1.9生)である。
 千晶の父で北海道の牧場経営者小森英一郎を演じた長門裕之(1934.1.10〜2011.5.21)は公開当時43歳。映画ではもっと年輩のように見えるが、片平なぎさとは25歳違いで親子としておかしくない。ピノコに萌えるシーンがある。
 千晶のテニスのコーチで、最後に婚約する今岡宏を演じた山本伸吾(1951.3.26生)は公開当時26歳。
 千晶が移植された角膜に焼き付いていた青マントの伊達男・風間史郎を演じた峰岸徹(1943.7.17〜2008.10.11)は公開当時34歳。
 史郎のパリに於ける交際相手で、史郎の回想シーンに登場する楯与理子を演じたハニー・レーヌ(1952.3.21生)は公開当時25歳。ちょっと研ナオコに似ているように思った。
 楯与理子の夫・楯雅彦を演じた和田浩治(1944.1.28〜1986.7.6)は公開当時33歳。峰岸氏と同学年である。
 楯雅彦の妹を演じた檀ふみ(1954.6.5生)は公開当時23歳。やや歳の離れた兄妹であるが、或いはこの間にいた姉妹は嫁いでしまって、未婚の1人だけが残っていた(或いは妻に死なれて1人になった兄のために戻って来た)のであろう。(以下続稿)