瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

森まゆみ『鴎外の坂』(1)

①単行本 (新潮社・四六判上製本

鴎外の坂

鴎外の坂

・一九九七年一〇月三〇日 発行(374頁)定価1800円
・一九九八年 七 月一五日 八刷 定価1800円*1
新潮文庫6500
鴎外の坂 (新潮文庫)

鴎外の坂 (新潮文庫)

・平成十二年七月一日発行(451頁)定価629円
③中公文庫
鷗外の坂 (中公文庫)

鷗外の坂 (中公文庫)

・2012年9月25日 初版発行(441頁)定価895円
 単行本と新潮文庫版はたまに目にしていたが、今年になって、新潮文庫では絶版になって中公文庫版が出ていたことに気が付いた。
 以下、細目とそれぞれの版の頁・行を示す。
(扉)①前付・②1頁・③1頁
「はじめに」①1〜2頁・②3〜4頁・③7〜8頁
(凡例)①3頁・②5頁・③6頁
「目次」①5〜7頁・②7〜9頁・③3〜4頁
(写真提供)①8頁・②10頁
(中扉)①9頁・②11頁・③5頁
プロローグ 『青年』が歩く」①11〜35頁7・②13〜42頁13・③9〜39頁3
第一章 向島の家 喜美子の眼」①36〜71頁6・②43〜83頁12・③41〜82頁17
第二章 宿場の医者 千住 橘井堂医院のこと」①73〜114頁3・②85〜134頁14・③83〜132頁8
第三章 わが旧妻なり 赤松登志子のこと」①115〜155頁2・②135〜183頁2・③133〜181頁4
第四章 千朶山房 太田の原の家」①157〜185頁6・②185〜218頁15・③183〜216頁6
第五章 君に見せたきものあらば 三木竹二小伝」①187〜214頁8・②219〜251頁6・③217〜248頁14
第六章 市隠の居処 団子坂観潮楼」①215〜250頁7・②253〜295頁3・③249〜290頁17
第七章 無縁坂の女 玉とせき」①251〜289頁14・②297〜343頁11・③291〜336頁3
第八章 二つの家 しげのこと」①291〜328頁15・②345〜390頁12・③337〜382頁6
第九章 耀く日々 子どもたちの地図」①329〜362頁11・②391〜431頁4・③383〜422頁6
「微笑の人 鴎外」①364〜367頁5・②433〜436頁16・③423〜426頁15
(鴎外の歩いた坂)①368頁・②437頁・③434頁
「主要参考文献」①369〜374頁14・②438〜444頁10・③435〜441頁15
「解説」②445〜451頁5(鹿島茂
「再度の文庫版――あとがきにかえて」③427〜433頁10
 各章は扉(頁付なし)があり、裏にはエピグラムと扉写真の説明がある。
 ( )で括ったのは目次に出ていないもので、これらの頁には頁付がない。詳細は後述するつもりである。(以下続稿)

*1:2019年1月31日追加。