瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

八王子市老人クラブ連合会創立50周年記念誌『八王子・昭和の語り部』(1)

・八王子市老人クラブ連合会創立50周年記念誌『八王子・昭和の語り部平成25年(2013年)9月・八王子市老人クラブ連合会・170頁・A4判並製本
 書名は背表紙及び17頁(頁付なし)扉に拠る。
 表紙と裏表紙、それから1~8頁がカラー頁で写真に充てられている。
 1~3頁は「八王子市老人クラブ連合会創立50周年記念式典/平成25年5月24日 いちょうホール」の写真で1頁は「第1部 式 典」の式次第と会長挨拶と表彰式の2場面の合計写真3つ、2~3頁「第2部 アトラクション」は「八王子車人形 西川古柳座」など写真9つ、4頁の集合写真「八王子市老人クラブ連合会役員(平成25年5月)」も、式典当日の舞台上で撮影したもののようで、小口(左)側を上に横転した写真で、ノド側に縦組みで写っている人名を並べている。この頁と背表紙以外は全て横組みである。5~8頁「八老連の活動」は5頁「スポーツ」6頁「生きがい活動」7頁「文化活動」8頁「社会奉仕活動」で、行事や日常の活動の紹介写真。
 キャプションのない表紙・裏表紙の写真の説明は170頁、奥付の上に[写真説明]として、まづ表紙2つ、裏表紙7つの撮影場所と「写真撮影者、提供者のお名前」が並ぶ。さらに170頁中程には「写真ページ」として119~122頁の写真について、丸数字の番号と撮影・提供者の名前が列挙されている。119~122頁「写真で見る昭和の八王子」は白黒で、119頁「いとなみ」120頁「なりわい」121頁「子どもたち」122頁「駅前の変遷(八老連創立当時と現在)」と主題別に市民の写真集『八王子の今昔』のような写真が集められている。

 9頁「目次」、10頁は田中恭男会長の顔写真入りの「ごあいさつ」、11~15頁は顔写真入りの「祝辞」で11頁は市長、12~14頁は各頁左右に1人ずつ、市議会の議長や地元選出の衆議院議員(最近特に有名になっている人物)や関係団体の会長などがそれぞれの立場から祝辞を寄せている。そして15頁は八王子市老人クラブ連合会顧問(前会長)橋本晴重郎「八王子の昭和を語り伝えよう」は本誌の発案者による編集意図の説明で、15頁右13~19行め「‥‥このような考えから八老連会長在任中の/平成22年9月15日、『昭和八王子の語り部』/編集委員会を発足させ、同時に会員諸兄姉に貴/重な体験に基づく寄稿をお願いして編集に取り/かかりました。平成24年3月、後任の田中恭/男連合会長にこの事業を託して退任いたしまし/たが、‥‥」と編集の過程が説明されている。16頁(頁付なし)は白紙。
 本篇である「八王子・昭和の語り部」については次回に回す。
 なお、全頁アート紙だがこの本篇は殆ど文字だけなので、重くて撓るのでこの本篇は上質紙で良かったのではないかと思うのだけれども。
 124~131頁「八王子市老人クラブ連合会の概況(2013年7月1日現在)
 132~141頁は「目次」に拠れば「年表」で、見開きで左頁に「八王子・日本・世界の出来事」右頁に「わたしたちのいとなみ」すなわち物価・流行語・映画と流行歌が「昭和元/1926」年から1年ごとに、平成「24」年まで纏めてある。
 142頁「編集後記」。
 143頁は「目次」に拠れば「賛助会員のお祝い」で、144~152頁にそのうち17団体の広告。
 153頁(頁付なし)「協賛広告」の扉で154~165頁で病院や介護施設税務会計事務所など89団体。
 166~167頁「「八王子・昭和の語り部」さくいん(支部順)」は収録順なので1頁しかなかった「目次」には収まりきれなかった細目に当たる。どの地域で誰が、何人くらいが寄稿しているかが(老人クラブの名称に地域名が入っていないとちょっと困るが)一目瞭然である。そして168~169頁「「八王子・昭和の語り部」さくいん(五十音順)」は寄稿者の名前を五十音順に、漢字に読み(平仮名)を添えていて、配慮の行き届いたものとなっている。(以下続稿)